ツチクジラ
連日の剪定作業が続く中、昨日の休日は和田白渚海岸へ。
水温はまだ外気温より高く、波もまあまあ風も無く心地良い日和でした。
和田は捕鯨の町、車中からクジラ料理のお店をたくさん見掛けます。
ネットで調べてみたところ現在捕獲する鯨はツチクジラという種類でイルカの仲間とか…。
千葉在住のKさんがブログで詳しく紹介していました。↓
http://blog.livedoor.jp/kei_oh19/archives/51779163.html
映画「THE COVE」で話題となっているイルカ漁を彷彿とさせる鯨解体現場の模様をとてもクールに、客観的に描写しています。
石組みは気性が現れる
今日は朝からの雨で現場を休みにし母親を連れて二人で親父の墓参りに。
そんな折、ふと先週の現場が頭を過ぎった。
既存の物を利用して、尚且つ精細な設計図面が無い(職人の頭の中では描かれている)仕事、先代の時代はそういう現場がたくさん有った様に思う。
そういう場に居合わせた自分は今の若者よりも幸せだ。効率主義に走ることなく何しろ自分で考えて作業に当たらせてもらえたから…。
石仕事の際父親は我々兄弟によくこう言った。「石の据え方にはその人物の性格がよく現れる。」と。
「石の大小に拘らず気性の激しい性格の人は荒々しく(例えば立石を多用)、気の優しい性格の持ち主は穏かに…。」
自分はよく後者だな~、と言われた。それを良しとするか否と見るかは観る人の判断に委ねられる。
造園書による理論は当然基本とすべきものだけれど本当の作風とは造り手自身ソノモノを表現して評価すべき、されるべきなんだと思う。それは設計から施工まで自らの手で完結できる体制でないと可能ではないという事も重要な事と考えさせられる…。
大きなカエル
昨日お庭のリフォーム完了しました。
素材は既存の物を再利用、新規はシャラ、ヒメシャラ、砂利のみです。
今迄に見た中で最大のカエルの置物です。
エントランスの中程で訪問客にご挨拶…その存在感は圧巻です!
移植作業
3月のブログでご紹介した現場です。
家屋の建替えが終盤に入り仮植しておいた樹木を定植、外してあった敷石等を配置し直します。
初日の昨日は弟と二人のお弟子さんに応援を頼み大物の移植は完了(今回は重機が入れず人力で)、今日は1枚100kg強の御影石(古物の為厚みがスゴイ!)を歩かせながら据えました。…腰、かなりヤバイです。
今回の作成資料は大まかなイメージ図のみで既存物による現場対応と経験で容造って行きます。
楽しめる芝の面積
本日の芝張りでプチリフォームは完了です。
先ずは下地作り。地盤整地後川砂と例の培養土を混ぜ合わせ、また整地。
芝張り後適度に転圧。
芝の目土、川砂、培養土をブレンドし目土掛け、よく鋤き込みます。
最後に時間を掛けた充分な灌水です。
今回はメンテが容易な様に6㎡と面積も少なく、更に芝を良質な用土でサンドイッチした贅沢使用なので旺盛な生育が期待されます。
本日で作業終了の予定でしたが急遽追加で北側の植栽もご依頼頂きました。
「ありがとうございます。手配完了後あらためてお伺い致します。」