Necessity of Garden Renovation ,and Consideration of Future Landscape.

石組みは気性が現れる

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今日は朝からの雨で現場を休みにし母親を連れて二人で親父の墓参りに。

そんな折、ふと先週の現場が頭を過ぎった。 

既存の物を利用して、尚且つ精細な設計図面が無い(職人の頭の中では描かれている)仕事、先代の時代はそういう現場がたくさん有った様に思う。

そういう場に居合わせた自分は今の若者よりも幸せだ。効率主義に走ることなく何しろ自分で考えて作業に当たらせてもらえたから…。

石仕事の際父親は我々兄弟によくこう言った。「石の据え方にはその人物の性格がよく現れる。」と。

「石の大小に拘らず気性の激しい性格の人は荒々しく(例えば立石を多用)、気の優しい性格の持ち主は穏かに…。」

自分はよく後者だな~、と言われた。それを良しとするか否と見るかは観る人の判断に委ねられる。

造園書による理論は当然基本とすべきものだけれど本当の作風とは造り手自身ソノモノを表現して評価すべき、されるべきなんだと思う。それは設計から施工まで自らの手で完結できる体制でないと可能ではないという事も重要な事と考えさせられる…。

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