設計・デザインの原点。
学生の時の意匠設計の担当の先生から
「本は3ページ読んで気に入ればすぐ買いなさい」
と教えられました。
その真意がわからず、
当時は下宿の貧乏学生だったため、
「そんなんお金いくらあってもたらんやん!」
(足らないの意味。
たりひんは滋賀、たらへん、たらんは大阪、たりやんは三重)
と思いつつ、素直に生活費のほとんどを書籍購入にあてる日々がつづいたものです。
おなかがすけば強制リンゴダイエット!
もしくは、友人宅でおいしいご飯をいただく。
もしくは、友人がいなくても、お邪魔しておいしいご飯をいただく。
バイト先の会社の社長におごっていただく。
昔から、困ったときには誰かが助けてくれる、
ちょいとお得な人生である。
そんな食費をつめて買った本の数々。
今となっては無理して買っておいてよかったと思います。
そう、本は売れないと無くなるから。
内容の善し悪しにかかわらず。
年数が経っても、また、同じように消えていく。
本は、3ページ読んで気にいったら買っておくべき。
旅行先でも、荷物が重たくなって、同行者から非難をあびようとも
3ページよんで良さそうなら購入。
どんどんたまるのが難点です・・・。
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当時からずっと持っている本を紹介したいと思います。
特に自分のデザインの基礎になっている書籍。
なにかのご参考になれば・・・
まず、1冊目は
クリストファー・アレグザンダーさんによる・・・
「パタン・ランゲージ」です。
何も言いません。気になる方は買ってください。
1万円以上しますが、今でも設計のバイブルになってます。
ワタシが建築から環境設計を志すきっかけになった本です。
そして、2冊目、3冊目
フランシス D.K.チン さんによる・・・
「建築のかたちと空間をデザインする」
「インテリアの空間と要素をデザインする」
デザインの要素を上手なイラストできれいに解説しています。
解説の表現方法も参考になりました。
そして、本日ご紹介の最後を飾るのは・・・。
レオ・レオニさん
翻訳:谷川俊太郎さんの・・・
「スイミー!」
いや~、何十回よんでもいい話。
きれいな色づかいと、うまいレイアウト。
小学2年生の時と、上級生になってから
もう一回読書感想文を書いた記憶があるな~・・・。
というわけで、デザインの原点はスイミーだった。
というお話でした。めでたしめでたし。
うろおぼえ。
あまりにも本が多いので
自分の覚え書きの為にもまたご紹介します。
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庭 と外構 /外溝 ・エクステリア の設計施工
株式会社 幸泉
(yoshi)
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洋庭ですね。
チャペル前の庭です。
芝はティフトン芝となにかの芝を混合しています。
噴水は循環式で、小型のポンプを内蔵しました