Necessity of Garden Renovation ,and Consideration of Future Landscape.

育てるという事

テーマ:ブログ

現在当社の社員は2名、私を含めてです。

3年前の組織変更迄は最大5名 で運営しておりました。

コンパクトになった理由は色々とあったのですが、その第一は仕事の価値感を求める方向性からでした。

様々なケースはありますが、会社というものは大きくなってくるとどうしてもその色(方向性)に”歪み”が生じてきてしまいます。

仕事をする上で、自ら信じる価値の創造を追求したいという思いで同志と共に立上げました。

既にご存知の方も多いと思われますがその同志は女性です。

彼女は7年目になります。

入社当時は経験や自信の無さから小さな事で落ち込んだり…それは皆経験する事です。

性別の違いから目線が痛かった事も…。

常日頃から”この世界、男性だから、女性だからは無い!”という同じ持論のもと厳しい環境にもへこたれる事なくついて来てくれました。

今では現場での私と同じ作業に加え、プランニング、手書き図面、積算まで幅広くこなせる様になっており実に頼もしい存在です。

本人曰く、「これからも仕事の大小にかかわらず、常に”質にこだわった納得のいく仕事”を心掛け頑張って行きます。」とキッパリ。

私は今後、彼女の様な現場志向の女性がもっと多く輩出されるようになれば、この業界の未来も必ずや新しい良い方向へ向いて行くものと考えます。

それには同時に受容れる側の”育てる意識”の変革が不可欠な事は云う迄もなく…。

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コメント

  1. 2010/02/06 09:14
    おはようございます。じぃです。

    私も20代のころは現場で頑張っていました。最終地点は設計を目指していたのですが、父に現場も知らずに設計するなと言われていたのと、基本的に造ることが好きだったので何の不思議もなく現場にでるつもりでした。
    その当時この地域で若い女性のいる会社がなく、親方たちは抵抗があったのだろうと思います。雇ってもらえただけでもありがたかったです。区別なく接するとか言われてましたが、甘かった気がします。(主人は先輩だったので、良くしてもらってたよなぁと言います。)多分、私に対してどうしてやれば良いのだろうと思うこともおおかったのではないかと思います。
    今はその会社ではないのですが、今でも社長のことは尊敬してます。
    この業界でも女性現場受け入れの体制ができれば良いなぁと私も思います。未だに造りたいなぁと思うことが多いので。
    なんかうまく書けないなぁ…下手な文章ですいません。
    長文失礼いたしました。
  2. 2010/02/06 18:32
    じぃさん、コメントありがとうございます。

    ご自身の経験談大変実感のこもったコメントを頂き恐縮しています。
    庭ブロの流れでは少々重い話題かと思ったのですが感じて頂ける方がいて嬉しく思います。

    現在の社員以前(10年程前)にも一人の小柄な女性を雇用していましたが2年を待たず退社していきました。
    彼女も最終目標は設計だったと思います。
    その後農大絡みで職業訓練校からのインターンを多く受容れましたがその大多数が女性でした。
    様々な動機でこの世界に入って来るんだと思いますが、”女性”を前面に出す事なく多くのプレッシャーに打ち勝つ事が出来る人こそ本物になれるんじゃないかと思います。
    男性の立場から「トイレの問題」を心配視する以前に、彼女の目標に対する指導やアドバイスが的確でなければならないし、本人も望んでいる事なんだと思います。


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