私達は、茨城県水戸市で外構工事や土木工事をしていますが、その中でも「庭」というスペースのお仕事をするのは、特に難しいと感じています。この、庭ブロを通して少しでも多くの「庭」に関するみなさんの意見や知識などを知り、自分達の仕事に生かしていきたいです。

植栽の基礎知識

テーマ:ブログ
植栽プランの前に
ひと口に植栽といっても、庭木をはじめ、芝生、生垣、花壇などのほか、プランターや外壁にからませて緑の壁をつくるツタまであります。植物は、フィトンチッドを発散し人間をリラックスさせるほか空気を冷やして温暖化を抑制したり、木漏れ日や葉が揺れる自然音が心理的にもよいなど、有形・無形の効果をたくさんもっています。植栽はよく、「造園」のように解釈されがちですが、植木屋さんを頼まなくても、家族で手入れできるものを選ぶのが主流になってきました。ここでは、主として樹木について書いてみます。
一般に、門回りにシンボルとなるよううな樹木1~2本、主庭には家族の記念樹となるようなものを、テラスの側には夏の日よけになる落葉樹などを植えます。また道路側には、プライバシー確保のため、花灌木類などを高低差をつけて植えることが多いようです。

外と中からの景観
植栽計画というと、まず思い浮かぶのが、門や扉の外から見た景観です。これも大切なことですが、同時に、建物の中から、どう見えるかをイメージしてください。とくにリビングや子供室から見える景観に気を配ってください。

●採光・遮光と高さ
植栽の役割は、自然空間をくつりだすばかりでなく、家の中などのプライバシーを、外から見えないようにさりげなく遮ったり、日陰をつくるなど、さまざまな役割があります。そのため、樹木を選ぶ際には、その目的に沿ったものを選ぶことになりますが、プライバシーの確保といっても、あまり大木だと圧迫感があり、庭を狭く見せてしまうほか、庭や建物の採光を妨げることになってしまいます。庭木の高さは、小庭園の場合、中・低木にして外部からの視線を遮る程度に抑えておけば、手入れもラクで、また広々と見えます。
また、塀を設ける際には、植栽とのバランスはもちろん、その素材や高さによって日当たりが遮らないように適度に距離をおいたりする必要があるので、十分に注意してください。

四季の表情
都市化がすすみ、自然空間の少なくなった現在、家々の植栽は、貴重な自然の資源です。常緑樹の美しさもありますが、実のなるもの、花の咲くものなどは、四季折々に美しい表情を見せ、家族のみならず、周囲の住人たちの目をいっそう楽しませます。計画の際に、花木はぜひ取り入れてください。また最近は、実のなる木が人気です。カキやイチジクなどのほか、ブルーベリーやラズベリーなど小果樹も、庭の楽しみを増やしてくれます。
また、花壇を設ける際には、日当たりに注意して建物とのバランスを見ながらサイズを選びます。年間を通して、花を咲かせるようなプランをあらかじめ考えてください。


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