樹木管理研修会
竹垣研修会も終わり今回は「樹木管理」研修会です
内外緑化管理部門(お庭番)のS課長の指導のもと行われました。
まず社屋の周りの街路樹などをみて廻りました
内外緑化で管理させていただいているさくらの木
天狗巣病発見
天狗巣病菌が原因で、枝がほうきのようになる。天狗の巣にみえる
ことからこの名がついたとか・・ サクラに多くみられます
薬剤での解決策がなく、えだの根元から切り落とすしかなさそうです。
切り口には殺菌剤を塗布します。
お食事中の方、虫のきらいな方
これから先は見ないでください
ドイツトウヒについたアブラムシ 種類はわかりません
茶色のつぶつぶ全部がアブラムシ 集団で越冬中
これが春先いっせいに活動しだすと思うとゾ~とします
アブラムシ、カイガラ虫とすす病はセットのようなもの
この樹木自体もすす病で真っ黒だったが、根付近のウッドティップ
のマルチングまでが真っ黒け
支柱と樹木の結束部の杉皮をめくってみると
越冬中の害虫がわんさか 害虫マンションのよう
この習性を利用したのが、むかしからの手法「ワラ巻き」
幹にワラを巻き害虫をおびきよせ冬眠させ春季にワラ
ごと焼却します。 害虫マンション
つづきまして「カメノコロウカイガラムシ」
真っ白で色は綺麗ですが、よく見ると形態がぶきみ
葉脈にびっちりついていました。殺虫剤 スプラサイド等有効
観葉植物にもカイガラムシがつきますが、歯ブラシで擦り落とす
のが一番効果的です。かなり根気のいる作業ですが・・・
きも~
黒いのが全部(クリオオアブラムシ)の卵
くり クヌギ かき コナラ などによくつきます。
これがいっきに孵化するとおもうと・・ さぶー
2~3時間のパトロールでしたが多種の害虫を見つけられました。
こんな寒い冬でもたくましく越冬しているようです
dora