千葉市緑区の鎌取町という場所で、昭和47年より植木屋から始め、その後造園工事、外構工事、エクステリア工事を手がけています。新築時の外構工事等がメインでしたが、最近はガーデンリフォームも数多く手がけており、ここ数年は年間600件から800件ものお客様にご愛顧いただいております。
当社の創業者である、会長・大木喜彦は千葉県エクステリア事業協同組合の設立当事者であり、組合設立当時、「エクステリア」という言葉での協同組合登録は存在せず、日本のエクステリア業界で最初に「エクステリア」という言葉を使用した人物として業界では有名。
現在はエクステリアの全国組織である公益社団法人「日本エクステリア建設業協会」の名誉会長も務め、エクステリア・外構工事業の発展に尽力しております。

土留め不良施工現場3

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それでは昨日の続きです。まずはこれをご覧下さい。

6月3日にもこれに近い映像を入れましたが、解体途中で確認のため、

写したものです。7段積みでC120上下で11センチ傾いています。

ちょっと写真がよくないかも知れませんが、糸があくまでも垂直です。

やはり、昨日のアンカーも一つの原因といえると思います。

更にはもっと驚くべきことが、、これを見て下さい。 

写真の右側が宅内側です。そして左側が急な崖になってます。

そうですねぇ、写真の中心から右手前に横たわる、倒木のすぐ左脇は1.7mくらい下がってます。

なにが言いたいか・・。要は、ブロックが積んであった場所そのものが、元々斜面であり、

この倒木により、とりあえず土を押さえ、そのまた少し内側のサッキョ板プラス単管でさらに土を押さえ、

その少し内側に7段積み(根いれをふくめ)の土留めを積んだということが明らかになりました。

先ほどのアンカーに加え、盛土した不安定な場所に積んだのがブロックの傾きの最大の原因だと思います。

そして、根切した状態で調べてみると、下の土はふかふかでした。(鉄筋を土にさしてみると、1.5m位まで

抵抗無く到達した。)事前にS様より、建物の地盤調査のデータをお借りして、土木のコンサルタントと構造を

検討しており、同条件であれば杭や改良無しに工事出来るとの結論に達していました。

が、しかし、明らかに建物のある場所より悪い状況であるので、S様と相談し、松杭を打つことにしました。

 1mピッチで打ち、更に、地すべり防止のため、横方向につなぎ、

更に、縦方向にもつなぎ、割栗も入れ、

砕石を入れ、転圧していったのでした。

S様、雨の合間に少しでも進めたかったとはいえ、日曜日にランマーして

うるさかったでしょうね。すみません・・。

続きはまた。。

 

O木

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コメント

  1. ボチ
    2009/06/26 07:19
    きちんと基礎を説明する工事店は少ないですね。

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