千葉市緑区の鎌取町という場所で、昭和47年より植木屋から始め、その後造園工事、外構工事、エクステリア工事を手がけています。新築時の外構工事等がメインでしたが、最近はガーデンリフォームも数多く手がけており、ここ数年は年間600件から800件ものお客様にご愛顧いただいております。
当社の創業者である、会長・大木喜彦は千葉県エクステリア事業協同組合の設立当事者であり、組合設立当時、「エクステリア」という言葉での協同組合登録は存在せず、日本のエクステリア業界で最初に「エクステリア」という言葉を使用した人物として業界では有名。
現在はエクステリアの全国組織である公益社団法人「日本エクステリア建設業協会」の名誉会長も務め、エクステリア・外構工事業の発展に尽力しております。

土留め不良施工現場2

テーマ:ブログ

千葉市内のS邸ですが、6月3日にお伝えしてから、

どんどんと工事を進めまして、驚くような状況がわかってきましたので

その一部でもお伝えできれば、、と思います。まず、着工前です。

よく見て下さい。2Fバルコニーの柱が垂直ではなく、外に開いてきています。

これは、その右にある土留めがはらんで(膨らんで)来ているからです。

なんと恐ろしいことでしょう。S様は、「怖くてバルコニーに出られない」

とおっしゃってました。せっかく、この森のような雰囲気を味わいたくて

この立地を気に入られてお住まいなのに。。

そして、意を決してユンボで既存の土留めの内側を掘り、、 

 解体をしていくと、このような有様。写真では見ずらいと思いますが、

下3段は鉄筋(タテ)が通ってますが、そこから上は(3から4段あるのですが)

アンカーによる差し筋でC120を積んでいたのです!

これでは、いくら鉄筋検査機で調べてもわからないはずですね。

知識がないのか、予算が無かったのか。本当は同業者として、

人の仕事をとやかくは言いたくはないのですが、下手をすると、

お客様の生命、財産にも影響が及ぶので、あえてS様の了解をえて、

レポートをさせていただきます。

その後の進み具合は次回お知らせします。

 

O木

 

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