昨日、8月16日夕方、散歩していたらタマスダレの花を見かけた。先日来の夕立雨で開花し始めたのだろう。この花は5月から10月までの間の雨の後に咲く。厳しい乾燥地に適応したためです。レイン・リリー(雨ユリ)ともいわれる所以です。
タマスダレはペルー原産のヒガンババ科の球根植物で、非常に強健で、街路環境でもたくましく殖えて、時には野生化します。下のような大輪桃色の花、カリナタ(サフランモドキ)もあります。
ご注意:タマスダレは有毒なヒガンバナ科の植物です。野生化したタマスダレがノビルと間違えて食べられることがあります。食べると、嘔吐とけいれんを招きます。多くの植物は食害を防ぐために毒成分を持っています。食べられるという山草でもえぐ味があるのは仕方のないことで、一度に沢山食べないようにしましょう
農作物:毒成分がほとんど無いのが、人が栽培する農作物で、どうしても病虫害に犯されやすいものです。