<<最初    <前    3  |  4  |  5  |  6  |  7    次>    最後>>

レイン・リリー(雨ユリ)

テーマ:加藤 收

花

昨日、8月16日夕方、散歩していたらタマスダレの花を見かけた。先日来の夕立雨で開花し始めたのだろう。この花は5月から10月までの間の雨の後に咲く。厳しい乾燥地に適応したためです。レイン・リリー(雨ユリ)ともいわれる所以です。

タマスダレはペルー原産のヒガンババ科の球根植物で、非常に強健で、街路環境でもたくましく殖えて、時には野生化します。下のような大輪桃色の花、カリナタ(サフランモドキ)もあります。

花

ご注意:タマスダレは有毒なヒガンバナ科の植物です。野生化したタマスダレがノビルと間違えて食べられることがあります。食べると、嘔吐とけいれんを招きます。多くの植物は食害を防ぐために毒成分を持っています。食べられるという山草でもえぐ味があるのは仕方のないことで、一度に沢山食べないようにしましょう

農作物:毒成分がほとんど無いのが、人が栽培する農作物で、どうしても病虫害に犯されやすいものです。

庭ブロ+(プラス)はこちら

ニチニチソウは毒か薬か。

テーマ:加藤 收

ニチニチソウは毒か薬か。

花

ニチニチソウは暑いのが好きです。梅雨時前にニチニチソウを植えると、梅雨で溶けるようにして無くなります。一番暑い梅雨明けに植えるべき花です。

8月半ばにもなると、花壇の春植えの草花が弱ったり枯れたりする場所ができます。この時期にそうした場所に植えられる草花はニチニチソウ以外はありません。上の写真は、最近、当社の花壇で、弱ったダイアンサス(西洋ナデシコ)の後に植えたものです。

特 性:ニチニチソウの原産地はアフリカ大陸の東にあるマダカスガル島で、現地では灌木状の毒性の強いキョウチクトウ科の植物です。誤って食べると死に至る場合があります。

抗がん剤:ニチニチソウの毒成分には細胞分裂を抑制する作用があり、精製して抗がん剤に使われていますが、強い副作用があります。他の抗がん剤の多くも有毒植物から作られます。

花

毒と薬は紙一重とはよく言ったものです。こうした薬を使わざるを得ないようには、成りたくないものです。また、どんな薬にも毒性の一面があると心得たほうが良さそうです。

真夏の太陽のように赤いモミジアオイ

テーマ:加藤 收

花

今朝咲いた我が家のモミジアオイです。真夏の太陽のように赤い。毎年、旧盆のころから1カ月ほど咲きます。

花

モミジアオイは北米原産のアオイ科ハイビスカス属の強健な宿根植物で、暑さ寒さに強い。日当たりの良い場所なら、放任していても毎年元気に咲いてくれます。近縁のフヨウやムクゲのようにこぼれ種では殖えない。一般には冬に株分けで殖やします。

花

雌しべや雄しべの様子はハイビスカスに似ています。近年、アメリカフヨウと交配して背の高い、美しい大輪の品種が生まれています。下の写真。

花

花

フヨウ科のモミジアオイは、やはり一日花で、生け花には向きません。花ガラを冬まで持ち越せば、こんな風の花になります。添えたツバキは八朔絞りです。

カーポート、緑の日よけ。

テーマ:加藤 收

カーポート

カーポート

我が家のカーポートの側面と天井裏には、ワイヤーメッシュを張り巡らしてある。

この春にゴーヤ、キウリ、ササゲ、アサガオ、ユウガオ、ブドウ、キウイなどの蔓植物を混ぜ植えした。8月11日、今朝の状態です。盛んにゴーヤとキウリ、ササゲが収穫できる。いずれも緑色の保護色で、茂った葉かげに隠れて見つけにくい。ともすると大きくしすぎてから収穫する。

側面はびっしりの状態ですが、天井裏は隙間まるけです。夜露の当らない屋根下は植物に敬遠されるかもしれないと考えて、毎日、ホースで葉水をやっているのですが、伸びが悪い。

来年には、生長の早いブドウやキウイの蔓を天井に誘引して、初めから天井に緑があるようにして、側面はゴーヤなどの一年草を繁茂させるつもりです。

*プランター栽培。カーポートの隅に少しでも余裕があったら、細長いプランターに培養土をいれて、蔓野菜が栽培できます。意外に成績が良いものです。それは、土が新しいので、連作障害が無いからです。今でも入手できる苗で試してみましょう。

ホームビオトープ、雑草園。

テーマ:加藤 收

庭

自宅の駐車場の一角を放任して雑草を伸び放題にしている。秋に鳴く虫の棲みかにするためだ。

家内は、ズボラの言い訳だというが、半分事実だ。5・6坪ほどの場所だが、どこから飛来したか、様々な鳴く虫が秋の夜長を楽しませてくれる。

1㎡でも放任できそうな場所があれば、今からでも雑草を伸ばすと、鳴く虫が集まります。

鳴く虫の産卵場所。

土に産卵するのはマツムシ、エンマコオロギなどのコオロギ類。

ススキの葉の付け根に、カンタン、ツユムシが産卵。

ハギの木の股にはカンタン、クサヒバリが産卵。

ヨモギにはカンタンが産卵。

朽木や落ち葉の下にはスズムシが産卵。

*ススキやハギ、ヨモギの刈り取りは卵の羽化後の5月にしましょう。なお、放置しても枯れ葉は腐り落ちて目立たなくなります。

<<最初    <前    3  |  4  |  5  |  6  |  7    次>    最後>>

カレンダー

<<      2024/11      >>
27 28 29 30 31 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

フリースペース

最近の記事一覧

ブログランキング

総合ランキング
310位 / 2460人中 up
ジャンルランキング
191位 / 661人中 up
日記・ブログ

プロフィール

スタッフ

お庭のデザインから施工までをしている会社です

このブログの読者

お気に入りブログ

最近のトラックバック

参加コミュニティ一覧