ニチニチソウは毒か薬か。

テーマ:加藤 收

ニチニチソウは毒か薬か。

花

ニチニチソウは暑いのが好きです。梅雨時前にニチニチソウを植えると、梅雨で溶けるようにして無くなります。一番暑い梅雨明けに植えるべき花です。

8月半ばにもなると、花壇の春植えの草花が弱ったり枯れたりする場所ができます。この時期にそうした場所に植えられる草花はニチニチソウ以外はありません。上の写真は、最近、当社の花壇で、弱ったダイアンサス(西洋ナデシコ)の後に植えたものです。

特 性:ニチニチソウの原産地はアフリカ大陸の東にあるマダカスガル島で、現地では灌木状の毒性の強いキョウチクトウ科の植物です。誤って食べると死に至る場合があります。

抗がん剤:ニチニチソウの毒成分には細胞分裂を抑制する作用があり、精製して抗がん剤に使われていますが、強い副作用があります。他の抗がん剤の多くも有毒植物から作られます。

花

毒と薬は紙一重とはよく言ったものです。こうした薬を使わざるを得ないようには、成りたくないものです。また、どんな薬にも毒性の一面があると心得たほうが良さそうです。

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