片白草

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一日は、夏至から数えて十一日目、半夏生(はんげしょう)です。梅雨や田植えの終わり頃とされてますが、梅雨があけるのは、まださきのようです。

多年草にドクダミ科のハンゲショウがあり、このころ、葉が白くなり、花が咲くのでこの名前があります。

また、葉が半分白くなるので、半分だけの化粧として半化粧、片面だけ白くなるので片白草、葉が三枚白くなるとして、三白草(サンパクソウ)と別名を持ちます。

半蔭の水辺や湿った場所を好みます。

涼やかな葉の白さは、いいものです。

半夏草

一日から、京都八坂神社の祇園祭が始まり、富士山をはじめ、各地の山開きもあり、いよいよ夏本番。

私達(植木屋)には、暑さとの戦いの日々がはじまります。

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鳥の雛

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本日、桃の木を剪定中に鳥の巣を落としてしまいました。

二人の娘をもつ親として、両親はとても心配している事だと思います。

結論、4羽の雛を育てることになりました。

ドッグフードを水でふやかしてあげてみると、よく食べてくれました。お食事タイムも終わり、今はお休み中です。

雛

後頭部がおじいちゃんみたいです。

しかし、何の鳥でしょうか?

祖父ではないようですが……。祖父ならもう少し毛があるのですが……。

 

蓬生(よもぎふ)の庭だより

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蓬生の庭だより

「草隠の庵、水無月の末頃」

草木が生い茂り、狭く、手入れの行きとどかない「蓬生」の庭。

それでも木々や草花は、季節のうつろいを教えます。

春や初夏に比べ、花たちのにぎわいは、少なくなりましたが、さみだれを浴びて、木々の緑は一層深くなり、庭の青苔も精気をみなぎらしています。

紫陽花は、まだ妍を競い、木立の下では、蛍袋、浜なでしこが咲き、萩やガンピ、山しぐれも咲きはじめました。

蛍袋

山しぐれ

浜なでしこ

 

あじさい慕情

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 梅雨入り後、雨が少なく庭の植物も水を欲しがっていましたが……。
本格的な梅雨になるのか、今日は雨でした。

庭の青苔も精気を取り戻し、一段と緑を深めています。青苔

梅雨に似合う花、

月並みでも、やはり紫陽花

額紫陽花、手毬花、山紫陽花、甘茶、蝦夷紫陽花、青、紅、白と品種や花色があるなか、「あじさい」のイメージは、青の手毬花です。

江戸時代末、ドイツ人医師シーボルトは、長崎出島に住み、「お滝さん」を愛し、やがて一女ができます。(シーボルトは、オタクサと呼んでいた)

しかし、罪を犯し退去を命ぜられ、やむなく愛するお滝さんや娘を残し、単身で帰国……。

故国でシーボルトは、日本に残した愛妻お滝さんを慕い、雨に煙る長崎の美しく咲いた紫陽花に思いを寄せ、「オタクサ」と紫陽花の学名をつけます。

このアジサイは、手毬花のようです。

 

 

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