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日本のクリサンセマム シーズン最後の宿根草

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紅葉も進み草花も黄色や茶色に色づいています。

そんな晩秋の今、満開の宿根草があります。


キクとムラサキシキブ


日本のキクです。

シマカンギクなどをもとにつくられ、数多くの園芸品種があります。

ヨーロッパではクリサンセマムとして晩秋の宿根草ガーデンを彩っています。

よく畑の隅っこに植えられている、あのキクです。


藪の中のキク


日本の切り花のイメージが強いのですが、

自然風にグラスなどと一緒に植えるとナチュラルな雰囲気になります。

ガーデンでは小輪の品種が使いやすいでしょう。

開花時に倒れる場合は6月上旬ごろに草丈の半分近くを

切り戻すことでコンパクトに倒れず咲かせることができます。


赤いキク


写真の薄ピンクと赤いキクはなぜか園外の藪の中に生えています。

お客様が絶対に通らない場所にです。不思議ですよ・・・

ササやらフジと一緒に生えているところを見る限り、相当丈夫なのでしょう。

あまりに魅力的なので、色とりどりのキクとイトススキの枯れ姿を組み合わせた

ジャパニーズオータムガーデンをつくろうかと思案中です。

黄色と薄めのピンクを中心にして赤や濃いピンクで引き締めながらっと・・

おっと、頭の中がお花畑になってしまいました。乞うご期待です!


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晩秋のツバキ

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サザンカの花

これは、とても可愛らしいツバキの花です。

ツバキには多くの品種があり、様々な花を楽しむことができます。

確かに花だけ見るとバラのようにも見えるので、

ジャパニーズローズといわれるのも頷けます。

ただ何と言いますか、バラにはないおしとやかさがあるような気がします。



花付きの良いサザンカ

こちらは一重でピンクのサザンカ。

基本種のサザンカは花付きがとてもよく、秋から冬にかけて咲くので

サザンカとその品種は秋の彩りには欠かせません。

サザンカはヤブツバキのように剪定しても樹形がかっこよくならないうえ、

花付きも落ちることになるので自然に枝を伸ばすのが良いですね。



白い椿

こちらはヤブツバキの品種でしょうか。

清楚に白い花を咲かせています。



ツバキとサザンカ、花は美しいですが

厄介なのはチャドクガという痒い毛虫が発生することです。

コレクションが増えすぎたときには薬剤散布が大変ですので

品種の苗木の集めすぎにはご注意ください。

やっときれいになった紅葉

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こんにちは!ガーデナーの橋本です。

今年は紅葉はどこも微妙なんだな。。

と思っていたのですが、園内ではここ数日で急激に色づきましたよ!

こんな年もあるのですね。



色とりどりの紅葉

赤、黄、橙色

いろんな色が複雑に重なり合って素敵です。



ドウダンツツジの紅葉

美しい紅葉で大変人気なドウダンツツジ。

紅葉の景色も良いですが、近くで葉をじっくり見てみるのも新鮮です。

こんなに赤いんですよね、ドウダンツツジ。



モミジとナツハゼ

手前は黄色いモミジで奥は赤いハゼノキ

今年もいつもの美しい紅葉が見ることができました。

これで緑の季節に思いを残すことなく冬を迎えることができそうです。





とれたてユズのマーマレード

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あいやま特製!ゆずの香り豊かな「ルビーな冬のマーマレード」ゆず&りんご

季節感あふれる濃厚なゆずの香りとりんごの優しい甘さが絶妙な一品を紹介します。

柚子のマーマレード




外での作業が終わったガーデナーの橋本は、事務所のあるマナーハウスに入りました。

すると、建物の中がゆずの香りが立ち込めているではありませんか!

私はすぐさまレストランの厨房へと向かいました。

新鮮な柚子の香り

そこにはマーマレード用のゆずを調理中のシェフが。

本日氷見でとれた新鮮なゆずが明日にはマーマレードになるというハヤワザです。

えぐみを抑えるためにすべて手作業だそうです。

昨日つくったものを試食しましたが、とても良いゆずの香りがしました!



旬をおいしく楽しむのは大切ですね。

このマーマレード、朝食のパンにつけて食べてみよう。

原種の植物の魅力

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いろんな植物が実をつける時期です。

オオバギボウシの実

さて、これは何の実でしょうか。



オオバギボウシの株

答えはオオバギボウシ。

あいやまの森に自生していて、あちこちから芽を出しています。

園芸店で見かける園芸品種のホスタの原種になります。

茎を高く伸ばして花を咲かせて、

実がつくと重さで茎が弓なりにしなります。

風が吹くと実がぶらーんぶらーんと揺れて、まるで別の生き物のよう。



オオバギボウシの種

実が裂けて黒い種が見えています。

この種が親株の周りにハラハラと落ちていきます。

なるほど、真下に落ちてもびっしり茂った親株の株元では

発芽すら出来ないですもんね。

太い茎を高く伸ばしてその先に実をつけることで

種をなるべく離れたところに落とす作戦か。

と、自分なりにオオバギボウシの生態戦略を考察してみたりしてます。



植物の姿の全てには理由があります。

植物たちは厳しい競争を生き残るために、

己の生き方のスタイルを洗練させ続けています。

芽が出てから種を落とすまで、余計なことをしないのです。

花だけでなく、その姿のすべてが自然のデザインであることを

教えてくれるのが原種の植物です。

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あいやまのバラ

あいやまガーデン

バラや宿根草を使って氷見に似合うガーデン作りをします。

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