手作りの庭を
春と秋のお花のベストシーズンに皆様に見ていただきたくて
オープンガーデンしています。

2011年春季オープンガーデン&カフェの予定
 
時期:4月中旬~6月中旬ごろまで

完全予約制ですので見学希望の方は
事前にお電話くださいませ。 
電話 0246-44-1427

期間中は毎週木曜・金曜・土曜・日曜の午後オープンします。 
午後1時~4時ごろまで
お茶とケーキのセットを有料でサービスいたします。

都合でお休みすることがありますので、事前にお確かめくださいね

今年、秋季オープンガーデンは中止の予定です。

バスなどでお越しの場合は、事前にご相談くださいませ。
上記の曜日以外の日でも調整できる場合がございます。
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雲南桜草(うんなんさくらそう)の魅力

テーマ:マイガーデンの四季

桜草(プリムラ)は本当に種類が多いですね。

さくら 

という文字が入るお花を 手当たり次第に集めた時期もありました・・・・

今は、もうご存知のように、

コレクターを卒業したので、ひたすら 引き算と シンプリファイで・・・




あるとき、ウンナンサクラソウの、薄い紅を刷いたような

かれんな白花と シルバーのパウダリーな葉の優美さに惹かれました。

種ができるまで育てて、自家だねをとり、9月ごろ蒔いたら、沢山の芽がでて、

毎年1月4日~10日ごろ、戸外のテラスで咲いてくれるようになりました。


ウンナンサクラソウのテラス
ウンナンサクラソウ咲く



栽培、といっても 本葉が展開してから 大き目のポットに上げて育て、

後は好きなように寄せ植えして、日向に置き、

水をやるときは 葉にかからないようにして、

薄い液肥を時々やるだけ。

1月から 4月上旬ごろまでの長きにわたって

楚々とした春を届けてくれます。

ポリアンサや マラコイデスの派手さとは対照的な 上品さが なんといっても 魅力!!!

そのうえ、香り!!!

リナロール、ゲラニオール、シトロネ をミックスしたような 香り!!!

でも、最近のお店では、白花を改良した 赤花やマゼンタのウンナンサクラソウもどきだらけ。

わたしには ややどぎつく感じられます(好みはさまざまでしょうが)

去年、忙しさにかまけて 自家種を採れず、今年は、ウンナンサクラソウのない2月です。

写真はその前の年のものでごめんなさい。



もうすぐお雛様ですね。

こんなテーブルを作りました。

>
お雛様のテーブル



庭ブロ+(プラス)はこちら

ミモザ悲話

テーマ:マイガーデンの四季

春を誰よりも早く運んでくる木、

我が家にとって、それは 「ミモザアカシア」 でした。

早い年には 2月中旬に ふさふさした クリームイエローの花房を 揺らして

テラスの両側に あかるい ブルーグリーンの葉を持つ、ミモザが 咲きますと、

どんな言葉でも言い尽くせない ミモザの魔法にかけられたような

幸せを感じてしまいました。
ミモザ最後の日




ところが、5年前の 3月(だったと思います)

突風が吹き荒れ、家を持っていかれそうな 悪天候となりました。




ボキッ、バリッ!!!

ドドドーーン!!!!

メリメリッ・・・・・

尋常ならぬ ミモザの悲鳴!!!

真夜中、庭に飛び出して撮った 写真 ↑ です

なんと、かわいそうに・・・・

15年以上たった大木だったのに、幹が折れるときに根っこが持ち上がって切れたのです。

瀕死の重症なのが 私たちにはすぐにわかりました。

起こそうにも起こせません。

寝たきりになったミモザさん・・・


その後、庭師さんに来てもらい、相談して、大きな支柱で斜めに寝せたまま、

お花を咲かせるように考えてもらいました。
ミモザ支柱で再生



なんとか、渾身の力を振り絞って 最後の花を咲かせ、使命を果たしたあと、

急速に弱っていきました。

今も、ミモザ亡き後の 株元を見るたび、つらいです。

守って上げられなかった自分が くやしいです・・・・合掌



現在、跡地では 毎年、天然のヒラタケがどっさり生えてくる場所になりました。











春よ来い

テーマ:マイガーデンの四季

嵐のような激しさで 雨が ガラス戸を叩く 朝 です。

昨日、堆肥の山に カキガラ、木酢、グアノなどを すき込み、

一輪車で 上の畑に 何往復も登山!!!

(急斜面なので、全身の力で押し上げないと自分ごと落下してくる・・・)

日が暮れ、道具を片付け、堆肥にも 屋根をかぶせておいて よかった・・・・

さもなければ、今朝 まちがいなく びしょびしょになってましたよね。

面倒でも その都度、出して、片付ける!!!

このなんでもないことが

暮らしとして大事なのですね

数知れず、失敗したsarahですので、学習効果!!!




晴耕雨読の暮らしなので、

本日は 読書と キャットシッター というあたりでしょうか?

昨夜はお仕事の「紅茶クラス」があったので、いささか眠いです・・・・


蔵出しの去年の春の妖精たち・・・・・


ムラサキハナナもこんな風景を見せてくれるハズ




もう老木になった八重咲き白ハナモモのあたり




ダッフォディルズへの憧れ

テーマ:マイガーデンの四季

イギリスの湖水地方に憧れたなあ・・・・

美しい針葉樹の森、

岩岩の間に広がる苔、

清らかに蛇行する小川、

森の草地を埋めるように咲く スノウドロップや 

黄色いラッパズイセンや・・・

イングリッシュブルーベルの小さな釣鐘・・・

モーニングデューを踏みながら 花咲く森を さまよい歩く ワタシ・・・

胸きゅ~~~んハート2

はぁ~~~ハートブレイク

早春のこの時期に飛んでいきたい・・・・何歳になっても

きっと この思い、 とどまることを知らないことだろう・・・・・




・・・というわけで、ラッパズイセンが広がる森や草原を作りたい!!!!のです。

なんと、無謀な!(森なんか持ってない、ナイ!)

この国では

水仙たち、普通にワサワサ咲いていたり、整然と列で咲いてたりする光景が当たり前、

ワタシは目標が「湖水風」なので、整然とは植えたくない。その分、レイアウトが難しいなあ。

「美は 乱調に あり」

とはいえ、一見無作為に見えても 見えない技巧があるからこそ、美。

難しいものですね。


昨日書いたバイモと同じ視点で 

数年に1回根分けしながら 増やしています。

土手の斜面、樹木の下、隙間があればどこでも。

肥料を与えすぎるとお化けになってしまうので、

肥料加減が難しいけれど、

花が終わったら、葉っぱがすっかり枯れこむまでカットしない。

ここで辛抱するのが花つきを良くするコツでしょうね。

三つ編みにする作業がいつもシンドイです。

どなたかもっと楽な方法を教えてくださいなパニック(男の子)


いろいろ新種の水仙が出回って

我が家にも随分増えてきましたけれど、やっぱり、

イギリスのダッフォディルズが一番好きですねえ。



《詩人ワーズワースの水仙を読んだ詩》


I wandered lonely as a cloud
That floats on high o'er vales and hills,
When all at once I saw a crowd,
A host of golden daffodils,
Beside the lake, beneath the trees,
Fluttering and dancing in the breeze.

谷また丘のうえ高く漂う雲のごと、
われひとりさ迷い行けば、
折りしも見出でたる一群の
黄金色(こがねいろ)に輝くの水仙の花
湖のほとり、木立(こだち)の下に、
微風に翻(ひるがえ)りつつ、
はた、躍りつつ 
                  (田部重治訳)

手抜きガーデニングにおすすめのプラント②バイモユリ

テーマ:植物の手入れ、繁殖、収穫など
今日2度目の更新です。

時々3~4回更新する日もあるので、皆様、要注意ですよ。

うんざりされたら、ほどほどにスルーしてくださいね。

バイモユリの新芽を載せました(前のブログ)ら、

どうしてもお花の咲いている写真を見たくなって、

探しました。

去年のものが出てきましたので、貼り付けます。


バイモユリの小道



私の大好きな茨城県水戸市植物公園の森では、

メタセコイヤの茂る中に このバイモが群生してるのです指輪

ヘデラも地を這っているのですけど、高さのあるグリーンのバイモさんたちが

森のシェードコーナーを

スーパーシックハート2に印象付けるのです。


バイモ百合は小さな球根で繁殖するので、球根を取り蒔きすると、

数年で見ごたえある群生を作ってくれますよ~~

大体、植えっぱなしでOK。

ほかの植物に与える肥料をもらうくらいで十分。

お花は4月中旬から1ヶ月くらいにわたって

ゆっくりと咲き進みます。

茎から巻きひげを繰り出して、周りに絡みつく性質があり、

互いの体に巻きついて、自力で立っていてくれるのがうれしいじゃないですか?

支柱ナシで大丈夫ということは、眺めも自然で素敵になるわけですよね。

夏は休眠するので、自然に全体が枯れて地上に何にもなくなりますが、ご心配なく。

ちゃんと根は生きてますからね。


お庭が和であれ洋であれ、ナチュラルなテイストを持っているバイモは

オールマイティないい子グッド

皆様のお庭でもいかがですか?

私は一生かかってもいいから

我が庭をバイモの小道にしたいなあ・・・・












花開く 音聞きたくて 春隣

テーマ:マイガーデンの四季
今日のNHK俳句番組から聞こえてきた句
あまりにも気持ちにぴったりでしたので、ご紹介したくて・・・・


花開く 音聞きたくて 春隣



コナンバラの5枚葉がもう展開してきたの、速すぎなんじゃない?~~~
コナンバラの新芽


我が庭で見つけた こんな春です・・・・

土手に自生するムラサキハナナ
たった一輪さいた孤高の気高さを感じながら・・・
ムラサキハナナの一番花



とても気が早いスイセン”アーリー・センセーション”
一番早咲きスイセンのアーリー・センセーション


昔からある梅の古木、クリスマスにもう開花するので、お正月に使えます
クリスマスから開花する紅梅



山野草のエリアに限りなく増えてほしいバイモユリ
庭石のそばにあるバイモだけがこんなに大きくなってしまいました。
バイモユリの芽



12月初めから庭で咲いているクリスマスローズ・ニガーさん、
もう咲き終わりそうですね。
花の終わりを迎えたクリスマスローズ・ニガー



鉢植えのチューリップさん、友人から頂いたアプリコット・ビューティーだと思うな(もう忘れてるなんて・・・)
チューリップの新芽




自然界のリズムは本当に驚異的!
静かに季節に適合しつつ、子孫繁栄を図るのですねえ。

手抜きガーデニングおすすめプラント①フィゲリウスはいかが?

テーマ:植物の手入れ、繁殖、収穫など
フィゲリウス、ってご存知ですか?

フクシアの原種系。

東北南部くらいまでは戸外で冬越しOKな潅木(最初は草本ですが、年々、木質化するので)

色は朱赤、白、マゼンタの3色くらい(ちがってたらごめんなさい)あると思います。

我が家ではもう10年を越す老人!なので、掘っておくと高さ1メートルにも達して・・・・

時々、バラの邪魔をしてます。

フィゲリウス


写真はウェブからお借りしました。


ちょうど、庭のバラが満開になる5月下旬~6月いっぱいまで、

このような口唇花を穂状にたわわに咲かせます。

まっこと、いいでっせ~~。

自称手抜きプロである私に言わせると、この子は

病気しない、

虫もほとんどつかない、

乾燥に強い、

夏ばてしない、

一年に何回か返り咲きする!

優等生であります。

おまけに、根の先々から新芽が出て株分けが無限にできる!!!!

これってすごい!!!

だから古株が万一枯れても、子孫が絶えないのです。



バラの寒肥のついでに、フィゲリウスを掘り取って株分けして

子供の苗を沢山とり、一時、コンテナに仮植えします。

あとで、小鉢に上げてオープンガーデンのときに出す自家苗としてスタンバイさせるんです。


何十株にも株分けしているとき、

なんか、大富豪になった気分!

どうだい?こんなに増やしたんだぜ~~~

こんなものだって、買ったら高~イぜ~~~

お金に換算して気分だけ高揚しちゃう!!!!けっこう愉快な時間であります。




冬の牡丹を見ましたよ

テーマ:街スケッチ
庭ブロにおそるおそる登録完了しましたぁ。

さあ、画像アップできるかしら?

試運転ですからね、変なところはお許しを・・・

冬の牡丹


う~ん、できたのかどうか?

ダメもとで とにかくアップしてみましょう。

旅の帰途、上野駅構内に飾られた 牡丹の花でありました。

[つくば]で先日まで展示会が開かれていたのですね。

見にいけなかったけれど、この典雅さ、さすが、牡丹ならではの美しさです。

我が家の牡丹は2株だけ、バラの間でちょっといじけていますが、

毎年、黄色と白の大輪の花を咲かせてくれるのです。

それにしても冬枯れの庭を見ていると、からっぽ・・・・・

本当に春がやってくるの?

心配です・・・・

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プロフィール

コーネリア

sarah

丘の斜面の広い庭で毎日庭と格闘競技。トシと共に庭仕事のあと、体が悲鳴を上げるようになりました。目指すは植物が自生する庭、あまり手もお金もかけない庭です。無農薬でどこまで守れるか?いろいろな方のお知恵がほしいです。

これまで春と秋にオープンガーデンをしてきました。これからはもう少しゆっくりしたいな、と思うこのごろです。

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