耐震構法SE構法とは。Ⅵ
柱・梁の圧倒的な強さと壁の
ねばりが、幾度もの地震に耐える。
地震時において、さらなる安全性を確保するために、SE構法では業界で初めて、全棟Sボルトを採用しています。
これは、従来の金物工法の欠点を克服するために開発された特殊なボルトです。
表面に凹凸加工を施し、木材にねじ込むことによって、引張剛性を格段に向上させました。
通常のボルトの2倍の強さを持つこのSボルトと高強度のSE金物の組み合わせにより、ラーメン構造を実現しています。
木造住宅で使用する柱や梁と同様に、集成材も「木」であるため、経年変化により木が乾燥・収縮します。
これを木造業界では「木がやせる」と言います。
今までは、木がやせてしまうと、施工当初にきつく締め固めていたボルトやナットが緩んでしまい、剛性(強度)を維持することは大変難しく、解決しがたい問題でした。
SE構法は、高強度SE金物とラグスクリュー状のSボルトが柱と梁の接合部にしっかり食い込み、定着することにより、木の収縮に対しても剛性を確保することができます。
さらに、ラーメン構造の力を発揮する、柱幅120mmから360mmまでの平角柱を用意しています。
アトリエ1059一級建築士事務所
一級建築士 仙石 宸士
神奈川県中郡二宮町二宮1434-8
TEL 090-3211-0002 FAX 0463-73-2110
E-mail a1059@mj.scn-net.ne.jp
http://www.scn-net.ne.jp/~a-1059
SE構法登録建築士・SEAS-0244
http://fevecasa.com/author/sengoku/
耐震住宅(SE構法)の設計なら神奈川の設計事務所・アトリエ1059(仙石 宸士)までお問い合わせください、
資料をお送りさせててただきます・
耐震構法SE構法とは。Ⅴ
全棟、地盤と建物をつなぐ基礎から構造計算することで、家は倒れない
ほとんどの木造住宅では実施されない、基礎の構造計算。
SE構法では、地盤調査に基づき、基礎の構造計算を全棟で実施可能にしています。
住宅を建てる前には、まず地盤を調査します。
とりわけ液状化は、緩い砂質土であり、地下水位が高い地盤で発生しやすい傾向にあります。
そのチェック方法は、土地条件図や行政のハザードマップ、民間のデータベース、古地図などを活用することで可能です。
最近ではインターネットでも各エリアの「液状化マップ」で確認できます。
これにより地盤改良が必要な場合は、杭を打つことなどを検討します。
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