すこっぷの使い方

本日も20軒程のお客さま宅へ定期点検に伺いました

暖冬の影響なのか、小雪のおかげなのか
日当たり等の条件が良いところでは
芝生が新芽を出しかなり青々としだしてます。







そこで芝生の管理のうち、エアレーションについて
少し書いてみたいと思います。

芝生を活性化するための更新作業のひとつが
エアレーションです
エアレーションは簡単に言ってしまえば
「地面に穴を開ける作業」のことで
ローンスパイクやローンパンチなどを使って行います。
単純に穴を開けるだけの作業ですが
芝生にとっては実に多くのメリットがあり
とても意味のある作業と言えます。

地中に空気を供給する穴を開けることで
芝生の根に空気を供給してやり
芝生を活性化します。
また、地中に空気が供給されることで、
微生物の活動が活発になり
サッチや古い根の分解を促進します。

水はけ改善エアレーションをすることで
土がほぐれますので、水はけの改善にもつながります。
人がよく歩くところは、土が締まって水はけが悪くなったり
根の発育に障害が出ますので、
エアレーションの頻度を上げるといいでしょう。

根切り芝生は古い根を切ってやることで、
根の発育が刺激されて元気になる性質があります。
エアレーションをすると根が切断されますので、
根切りの効果も期待できます。
根きりの効果を高めたいのであればスライシングをおすすめします。
病気予防通気性が改善されて、
サッチ層の分解が促進されることにより、
様々な病気や藻などのトラブルを予防することができます。

ざっと簡単に箇条書きしましたが
今年はゴールデンウィーク頃には
芝生の緑が例年以上に早く色づくでしょう。