雲南桜草(うんなんさくらそう)の魅力
テーマ:マイガーデンの四季
2011/02/19 08:42
桜草(プリムラ)は本当に種類が多いですね。
さくら
という文字が入るお花を 手当たり次第に集めた時期もありました・・・・
今は、もうご存知のように、
コレクターを卒業したので、ひたすら 引き算と シンプリファイで・・・
あるとき、ウンナンサクラソウの、薄い紅を刷いたような
かれんな白花と シルバーのパウダリーな葉の優美さに惹かれました。
種ができるまで育てて、自家だねをとり、9月ごろ蒔いたら、沢山の芽がでて、
毎年1月4日~10日ごろ、戸外のテラスで咲いてくれるようになりました。


栽培、といっても 本葉が展開してから 大き目のポットに上げて育て、
後は好きなように寄せ植えして、日向に置き、
水をやるときは 葉にかからないようにして、
薄い液肥を時々やるだけ。
1月から 4月上旬ごろまでの長きにわたって
楚々とした春を届けてくれます。
ポリアンサや マラコイデスの派手さとは対照的な 上品さが なんといっても 魅力!!!
そのうえ、香り!!!
リナロール、ゲラニオール、シトロネ をミックスしたような 香り!!!
でも、最近のお店では、白花を改良した 赤花やマゼンタのウンナンサクラソウもどきだらけ。
わたしには ややどぎつく感じられます(好みはさまざまでしょうが)
去年、忙しさにかまけて 自家種を採れず、今年は、ウンナンサクラソウのない2月です。
写真はその前の年のものでごめんなさい。
もうすぐお雛様ですね。
こんなテーブルを作りました。
>

ミモザ悲話
テーマ:マイガーデンの四季
2011/02/18 21:36
春を誰よりも早く運んでくる木、
我が家にとって、それは 「ミモザアカシア」 でした。
早い年には 2月中旬に ふさふさした クリームイエローの花房を 揺らして
テラスの両側に あかるい ブルーグリーンの葉を持つ、ミモザが 咲きますと、
どんな言葉でも言い尽くせない ミモザの魔法にかけられたような
幸せを感じてしまいました。

ところが、5年前の 3月(だったと思います)
突風が吹き荒れ、家を持っていかれそうな 悪天候となりました。
ボキッ、バリッ!!!
ドドドーーン!!!!
メリメリッ・・・・・
尋常ならぬ ミモザの悲鳴!!!
真夜中、庭に飛び出して撮った 写真 ↑ です
なんと、かわいそうに・・・・
15年以上たった大木だったのに、幹が折れるときに根っこが持ち上がって切れたのです。
瀕死の重症なのが 私たちにはすぐにわかりました。
起こそうにも起こせません。
寝たきりになったミモザさん・・・
その後、庭師さんに来てもらい、相談して、大きな支柱で斜めに寝せたまま、
お花を咲かせるように考えてもらいました。

なんとか、渾身の力を振り絞って 最後の花を咲かせ、使命を果たしたあと、
急速に弱っていきました。
今も、ミモザ亡き後の 株元を見るたび、つらいです。
守って上げられなかった自分が くやしいです・・・・合掌
現在、跡地では 毎年、天然のヒラタケがどっさり生えてくる場所になりました。
春よ来い
テーマ:マイガーデンの四季
2011/02/18 08:32
嵐のような激しさで 雨が ガラス戸を叩く 朝 です。
昨日、堆肥の山に カキガラ、木酢、グアノなどを すき込み、
一輪車で 上の畑に 何往復も登山!!!
(急斜面なので、全身の力で押し上げないと自分ごと落下してくる・・・)
日が暮れ、道具を片付け、堆肥にも 屋根をかぶせておいて よかった・・・・
さもなければ、今朝 まちがいなく びしょびしょになってましたよね。
面倒でも その都度、出して、片付ける!!!
このなんでもないことが
暮らしとして大事なのですね
数知れず、失敗したsarahですので、学習効果!!!
晴耕雨読の暮らしなので、
本日は 読書と キャットシッター というあたりでしょうか?
昨夜はお仕事の「紅茶クラス」があったので、いささか眠いです・・・・
蔵出しの去年の春の妖精たち・・・・・
ムラサキハナナもこんな風景を見せてくれるハズ

もう老木になった八重咲き白ハナモモのあたり

ダッフォディルズへの憧れ
テーマ:マイガーデンの四季
2011/02/17 09:38
イギリスの湖水地方に憧れたなあ・・・・
美しい針葉樹の森、
岩岩の間に広がる苔、
清らかに蛇行する小川、
森の草地を埋めるように咲く スノウドロップや
黄色いラッパズイセンや・・・
イングリッシュブルーベルの小さな釣鐘・・・
モーニングデューを踏みながら 花咲く森を さまよい歩く ワタシ・・・
胸きゅ~~~ん

はぁ~~~

早春のこの時期に飛んでいきたい・・・・何歳になっても
きっと この思い、 とどまることを知らないことだろう・・・・・
・・・というわけで、ラッパズイセンが広がる森や草原を作りたい!!!!のです。
なんと、無謀な!(森なんか持ってない、ナイ!)
この国では
水仙たち、普通にワサワサ咲いていたり、整然と列で咲いてたりする光景が当たり前、
ワタシは目標が「湖水風」なので、整然とは植えたくない。その分、レイアウトが難しいなあ。
「美は 乱調に あり」
とはいえ、一見無作為に見えても 見えない技巧があるからこそ、美。
難しいものですね。
昨日書いたバイモと同じ視点で
数年に1回根分けしながら 増やしています。
土手の斜面、樹木の下、隙間があればどこでも。
肥料を与えすぎるとお化けになってしまうので、
肥料加減が難しいけれど、
花が終わったら、葉っぱがすっかり枯れこむまでカットしない。
ここで辛抱するのが花つきを良くするコツでしょうね。
三つ編みにする作業がいつもシンドイです。
どなたかもっと楽な方法を教えてくださいな

いろいろ新種の水仙が出回って
我が家にも随分増えてきましたけれど、やっぱり、
イギリスのダッフォディルズが一番好きですねえ。
《詩人ワーズワースの水仙を読んだ詩》
I wandered lonely as a cloud
That floats on high o'er vales and hills,
When all at once I saw a crowd,
A host of golden daffodils,
Beside the lake, beneath the trees,
Fluttering and dancing in the breeze.
谷また丘のうえ高く漂う雲のごと、
われひとりさ迷い行けば、
折りしも見出でたる一群の
黄金色(こがねいろ)に輝くの水仙の花
湖のほとり、木立(こだち)の下に、
微風に翻(ひるがえ)りつつ、
はた、躍りつつ
(田部重治訳)
花開く 音聞きたくて 春隣
テーマ:マイガーデンの四季
2011/02/16 14:37
今日のNHK俳句番組から聞こえてきた句
あまりにも気持ちにぴったりでしたので、ご紹介したくて・・・・
花開く 音聞きたくて 春隣
コナンバラの5枚葉がもう展開してきたの、速すぎなんじゃない?~~~

我が庭で見つけた こんな春です・・・・
土手に自生するムラサキハナナ
たった一輪さいた孤高の気高さを感じながら・・・

とても気が早いスイセン”アーリー・センセーション”

昔からある梅の古木、クリスマスにもう開花するので、お正月に使えます

山野草のエリアに限りなく増えてほしいバイモユリ
庭石のそばにあるバイモだけがこんなに大きくなってしまいました。

12月初めから庭で咲いているクリスマスローズ・ニガーさん、
もう咲き終わりそうですね。

鉢植えのチューリップさん、友人から頂いたアプリコット・ビューティーだと思うな(もう忘れてるなんて・・・)

自然界のリズムは本当に驚異的!
静かに季節に適合しつつ、子孫繁栄を図るのですねえ。
あまりにも気持ちにぴったりでしたので、ご紹介したくて・・・・
花開く 音聞きたくて 春隣
コナンバラの5枚葉がもう展開してきたの、速すぎなんじゃない?~~~

我が庭で見つけた こんな春です・・・・
土手に自生するムラサキハナナ
たった一輪さいた孤高の気高さを感じながら・・・

とても気が早いスイセン”アーリー・センセーション”

昔からある梅の古木、クリスマスにもう開花するので、お正月に使えます

山野草のエリアに限りなく増えてほしいバイモユリ
庭石のそばにあるバイモだけがこんなに大きくなってしまいました。

12月初めから庭で咲いているクリスマスローズ・ニガーさん、
もう咲き終わりそうですね。

鉢植えのチューリップさん、友人から頂いたアプリコット・ビューティーだと思うな(もう忘れてるなんて・・・)

自然界のリズムは本当に驚異的!
静かに季節に適合しつつ、子孫繁栄を図るのですねえ。