■「横浜らしさ」をつくる、山手の洋館群
テーマ:・エクステリアプランナーのひとりごと
2010/04/09 22:55

横浜山手は、幕末期に外国人居留地として定められ、明治初期にはほぼ現在の区画が整備され、外国人の居住が本格的に始まりました。当時つくられた石積み用壁(ブラフ積み)や舟形の側溝、そして区画割りなどが現在に伝えられています。
関東大震災や第2次世界大戦の被害により、居留地時代の西洋館はほとんど残っていませんが、震災復興期(大正初期~昭和初期)のものが約70棟ほど現存しています。
長崎におけるグラバー邸に代表されるコロニアルスタイルと呼ばれる幕末から明治初期の西洋館群、神戸では風見鶏の家などの明治中後期の重厚・華麗なもの、あるいは函館の和洋折衷とも言える洋館群と比べ、横浜山手の洋館群は軽快で合理的な、現代建築にも通じるものとしての、特長をもっています。
横浜山手の洋館群は、居留地時代からの歴史と伝統をもつ良好な住宅地、あるいは学校・教会・公園等の教育文化の地として「横浜らしさ」をつくりだしている山手に欠かせない歴史的な財産であるといえるでしょう。
遠い昔の洋館群にもかかわらず、今、見ますと(

戸建住宅(=我が家

エクステリア(=外構)、お庭(=ガーデン)を含めまして、ぜひ、戸建住宅(=我が家)をご検討の際には、神奈川県横浜市山手洋館に一度、足を運ばれますことをお勧めしたいと思いますっ

山手地区洋館に限らず、この近くの一戸建て個人住宅では、少なからずとも山手洋館の影響を大きく受けているように感じました。
個人住宅でも、洋館のステキなところを上手に取り入れて、生活の本拠地とされている様子が伺えます。
例え、都心部で我が家の敷地が狭くとも、
山手洋館郡に訪れて、住空間の参考になるヒントは必ずどこかにあると思います。

神奈川県横浜市山手、 及び
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■エリスマン邸(神奈川県横浜市山手地区)
テーマ:・エクステリアプランナーのひとりごと
2010/04/09 12:30

関東大震災で大きな被害を受けた横浜山手に、対象15年(1926)白い壁と緑のふち取りも鮮やかな西洋館が現れました。設計したのは日本現代建築の父A.レーモンド。スイス人貿易商エリスマンの私邸として、山手127番に建てられたものでした。
第2次世界大戦では被害を免れ、所有者が転々としたものの、戦後までその美しい姿を山手の地にとどめていました。
昭和57年(1982)、集合住宅「クレスト山手」建設のため、エリスマン邸は解体されることになりました。当時の所有者氷川商事の協力により、横浜市が調査を実施したところ歴史的価値の高い洋館であることがわかり、将来の移築復元を期するため、部材が所有者から横浜市に寄付されました。
平成元年(1989)、横浜市はこれを元町公園に移築復元、平成2年春「エリスマン邸」と名付け公開の運びとなったものです。

遠い昔の洋館群にもかかわらず、今、見ますと(

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■洋館の意匠(山手洋館群 :神奈川県横浜市山手地区)
テーマ:・エクステリアプランナーのひとりごと
2010/04/09 09:55
洋館の意匠(山手洋館群 :神奈川県横浜市山手地区) をご紹介したいと思います。

・フランス瓦
横浜の建物には、明治初期より、フランス人ジェラールの経営する瓦工場で製作された、通称、ジェラール瓦 と呼ばれるフランス瓦の一種が多用されていた。現在も山手にはフランス瓦を想い葺いた洋館をみることができる。
・スペイン瓦
フランス瓦と並んで洋風建築のイメージを端的に表すのは、スペイン瓦である。S字型あるいは半円形の断面をもち、うねの凹凸もはっきりしている、セントジョーセフ ベーリックホールは好例である。
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・煙突
洋館を外部から眺めた時、屋根の上に突き出している煙突は、誰の目にもすぐわかる 洋館らしさ のしるしであろう。その部分だけ、瓦積みで造られたり、頂部の笠や風見などの装飾は格好のデザイン要素となる。
・暖炉
外観に表れた煙突は、室内においては当然、暖炉の存在と対応するわけで、多くの例では居間、もしくは、応接室の一角に、洋風住宅の室内意匠において欠かすことのできないエレメントとしての暖炉が据えつけられている。
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・外壁
外壁の仕上げは、開口部周りの枠組みと共に洋館らしさの印象を大きく左右する、シングルスタイル、モルタル塗り、下見板貼りなど様々な外壁の仕上げ材料と方法がある。
・ベイウインドウ
ベイウインドウは建物本体より張り出して窓を突出させたもので、一般的には隅部を斜めに切り、そこにも開口を設けて台形ないし多角形の平面をもつ、洋館の外観意匠のポイントにもなる。
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・ドーマーウインドウ
傾斜する屋根に垂直に突き出して設けられた窓で、屋根窓と訳される。この窓自身も小さい屋根で覆われている。屋根裏部屋(アティック)への採光・通気を目的とする場合が多い。エリスマン邸の屋根にもドーマウインドウを見ることができる。
・上げ下げ窓と鎧戸(よろいど)
洋館の特徴のひとつは、窓や窓枠などの、落ち着いた表情であろう。一般的に見ると、窓は縦長のプロポーションをしており、上げ下げ窓に鎧戸をつけるのが基本である。
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・ベランダ
当初は外部との間に全く仕切りのない開放的なベランダであったが、日本の風土(風雨や冬の寒さ)との調整を強いられ、機能的な役割と様式上の原則とを妥協させ、ガラス建具をたて込み囲われた空間に変化していった。横浜山手ではさらにサンルーム形式をとる洋館が多い。
・屋根
屋根の形式には、切妻型と寄棟型が多く見られ、その他に勾配が途中で変化するマンサール型や切妻型と寄棟型とを合体させた半寄棟型、あるいは切妻型が直行するクロス型や和風の形式である入母屋型などが散見される。
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遠い昔の洋館群にもかかわらず、今、見ますと(

戸建住宅(=我が家

エクステリア(=外構)、お庭(=ガーデン)を含めまして、ぜひ、戸建住宅(=我が家)をご検討の際には、神奈川県横浜市山手洋館に一度、足を運ばれますことをお勧めしたいと思いますっ

山手地区洋館に限らず、この近くの一戸建て個人住宅では、少なからずとも山手洋館の影響を大きく受けているように感じました。
個人住宅でも、洋館のステキなところを上手に取り入れて、生活の本拠地とされている様子が伺えます。
例え、都心部で我が家の敷地が狭くとも、
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