四季折々を楽しむ庭
今日、新潟市中央区I様邸外構植栽工事を無事完了することができました。
大変I様ありがとうございました。
今回のテーマは、四季折々を楽しむ庭です。
新潟市中央区I様邸は閑静な住宅街の中でも白い外壁がひときわ目を引くスタイリッシュなお宅です。リフォームフェア2009新潟会場でお会いしたご縁で、外構と植栽をご提案させていただきました。
建物内部のリビングつづきのデッキからの眺めだけではなく、通りからも四季を通して緑を楽しみたい、とのご希望で高さを抑えた外構をご提案いたしました。
施工前
建物中心にある縦格子の内部にリビングにつづくデッキがあります。
デッキから外に出入りできるようにコンクリートの踏み台が設置されていました。
当社CADによるご提案
建物内部のリビングつづきのデッキからの眺めだけではなく、通りからも四季を通して緑を楽しみたい、とのご希望で既存の土留めコンクリート擁壁を生かしながら、高さを抑えた外構をご提案いたしました。
施工後
四季を通して緑と花を楽しめる植栽を施しました。
外壁は当初薄いベージュの予定でしたが、「建物のアクセントにしたい。」とのご要望で茶に近いベージュに変更になりました。色の効果でぐっと引き締まったイメージになりました。
建物に沿って踏み台からアプローチに向かってタイルを貼ってあり、駐車場に向かって芝が張ってあります。芝は雨水等の撥ね水により建物が汚れるのを防止します。適度な目土を施すことでだんだん増えていきます。また、適度に刈り込んで芝丈を短くすると見栄えだけではなく病害虫の予防にもなります。
花の開花はこんな感じになります。
春はレンゲツツジの黄色とオレンジ
初夏はミルキーウェイの白
真夏は樹木の青々とした緑
秋はコハウチワカエデの燃えるような赤
冬も常緑のシラカシとサザンカの赤
3月にはミツバツツジの紫
高低差を出してあり、四季を通して楽しめます。
樹木は草花と違い、一度植えたら費用もかかるのでなかなか植え替えは出来ません。
計画的な植栽が長く樹木を楽しむ秘訣です。
また、土も水はけのよい良質の土に入替えてあります。
新築時にデザイン重視の1~2年後には樹木の元気がなくなるような植栽ではなく(本当に相談が多いのです。)、のちのちの手入れや樹木の生育状況も考えた提案は造園屋の腕の見せ所です。
デッキからのコンクリートの踏み台からアプローチまでタイルを貼り、足の汚れを気にせず、お庭を楽しんだり、水やりができるようになりました。
コハウチワカエデのやわらかい葉に光が差込みます。
タイルはタカショーのセラトップストーンですべり止め加工が施してあるので雪や雨が降ってもすべる心配もありません。カラーは人気のロゼです。
アプローチ脇に植栽されたミルキーウェイです。ミルキーウェイはやまぼうしが品種改良されたもので花が大きいのが特徴です。これからだんだん花の色が白に変わってゆきます。
上向きの花がアプローチを通る人の目線にちょうど入り、楽しませてくれます。