石張り工事です。
新潟県阿賀野市C様邸です。
先日外構(竹垣・駐車場)工事を終了しました。
今回は数奇屋門から玄関へと続くアプローチの
工事です。
長年の敷石の重みで地盤が沈下し、地面と敷石の高さがほぼ同じになったことにより敷石部分に水がたまってしまい路面が苔ですべりやすくなっていました。今回は新しい敷石を既存の敷石の上に張りなおし、新たに通路の幅も広げて歩行しやすくします。また新たに暗渠排水や集水桝の設置を施すことで水はけのよい通路にします。
排水工事の様子です。(矢印部)
石張り工事を行うと石張り周りが低くなり水はけも悪くなるので計画的に暗渠排水や集水桝の設置などの排水工事を行います。
基礎工事の様子です。
どんな工事も基礎にあたる部分は手が抜けません。
今回はアプローチ幅を広げるため砕石を敷き込み転圧します。
転圧を怠ると後で空隙(くうげき)部が下がり沈下の一番の原因になります。
丁張り(高さを設定しそれに合わせ石張りを施工する)の様子です。
下地基礎はしっかりしているのでモルタル(セメントと細砂)と少量の水で水糸にあわせながら板石をなじませ固めていきます。
敷石施工状況です。
目地詰め状況です。
今回の目地の色は濃いグレーです。サビ御影の敷石と目地の色合いがお互いを引き立てます。
細かいところですがこんなところにも職人のこだわりがあります。