熊野古道とサンティアゴ・デ・コンポステーラ
港町のタウン・マガジン 第4号に明戸さんが「歩く観光、船、鉄道、巡礼・・・御坊」というタイトルで書いている文章で「熊野古道とサンティアゴ・デ・コンポステーラ」という箇所があった。
寺内町の古い町並を歩くのもいいが、この御坊の町には熊野古道の京都・大阪と熊野を結ぶ紀伊路が通っている。熊野古道は世界遺産になっているが、道が世界遺産になっているもう1つの例として サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路がある。熊野古道とは姉妹街道になっていて、千年以上の歴史を持つこの聖地への道を、今もフランスからスペインのピレネー山脈を越えて年間約10万人が聖地を目指して踏むという。2010年の今年は大祭年だからもっと数は増える。スペインに入ると、巡礼事務所があり、名前を登録し、巡礼者の証明となる手帳を受け取り、八百キロの道のりを目的地に向かって歩き出す。途中、巡礼道にある教会や宿泊施設、バルなどでスタンプを押してもらいながら旅をすすむのだそうだ。
巡礼路のルートは太い道から細い道、公園の中や牧草地を通ることもあるのが面白い。 サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路のシンボルはホタテ貝である。遺骸を祀っている聖ヤコブに由来しているが、道しるべにもこのマークが使われている。四国八十八ヶ所のお遍路もそうだが、熊野古道にも全ルート共通の道しるべはない。
以下、おもしろい文章が続いているのですが私のタイピング能力では定時にアップできそうにないのでこの辺でやめておきます。
なぜ、このお題に今回なったかと言いますとたまたま今日出席したセミナーの前座話に「サンティアゴ・デ・コンポステーラ」というスペインの道の話がありまして。
で、たまたま前日、日高港を見学に行ったときにもらってきた冊子にこのお話が載っていた。という偶然がたまたま一致したからです。あとは自分用に忘れないために書きました。