デザイナーはセンスを殺せ

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今朝、新報道2001を見ていると、

店舗デザイナーとして有名だという神谷利徳さんが出演されていました。

http://www.kamiyad.jp/

 

 

彼が手がける店舗は必ず繁盛するといわれているそうなのですが、彼は店舗のデザインだけじゃなく、器選びや、料理、席の配列にまで口を出すおせっかいなデザイナーなのだそうです。

 

 

 

WEB制作を本業とする私にとっては非常に参考になりましたが、

 

一番印象に残った言葉が、

「デザイナーはセンスを殺さないといけない。」

 

という一言でした。

 

 

 

 

「その通り!!」

 

思わずテレビに向かって叫んでしまいましたが、

我々WEB制作もそれは同じ。

 

 

 

デザイナーはどうしても、

かっこいいもの、おしゃれなもの

をデザインしたくなる生き物。

 

 

絵を描きたい。

という思いが強すぎて、その店を繁盛させるという考えは二の次になってしまいがちです。

 

 

これは、当社のデザイナーも同じで、入社当初はかっこいいWEBサイトを作ることばかりに一所懸命になってしまうのです。

 

 

 

その、描きたいという思いを強制的に殺して、何より、売れるページ作りに力を注げるか……

 

 

それが、当社のデザイナーの条件だと思っているので、神谷さんの一言に大きく頷いてしまったのです。

 

 

クリエーターが本当に自分が描きたい作品にこだわった場合、

確かにかっこいいものは出来ますが、

そのほとんどが実用性の無い、

 

 

「アート」

 

 

に変わってしまいます。

 

 

当社の場合はデザイナーのセンスよりもプランナーの販売戦略のほうがはるかに優先されるスタイルをとっていますので、デザイナーに全てお任せ、何て言うことはまずありません。

 

 

機能性を重視すれば、デザインはある程度、似たようなものに仕上がることもありますし、単にデザインだけを競ったのであれば他にも負ける会社は一杯あると思っています。

 

 

 

ですが、基本的に、デザインがかっこいいという事と、売上が上がることは別物で、WEBサイト構築に当たって一番大切なのは、導線だと思っています。

 

 

WEBサイトのデザインに関していうと、

 

お客様に長く滞在してもらう為にはどうすれば良いのか?

 

直帰率を下げるにはどうすれば良いのか?

 

 

まず優先すべき事は上記2点だと思っております。

 

 

 

その意味で、今朝の神谷さんの話はとても共感がもてました。

 

 

 

繁盛を優先してデザインを殺す。

 

 

 

実はこれが一番難しくて、高い壁。

 

 

 

売上を上げられてこそ初めて仕事と言えるはず。

 

確かにそれを口にしてしまうと、プレッシャーも非常に掛かるし、正味大変。

 

 

だけど、お客様に喜んでもらう指標が売上である以上、それを解決してこそ仕事。

 

 

 

 

あーせーこーせーと、自分が出来ないことを棚に上げてギャーギャー言っております。

 

 

そういう意味では、神谷さんもCADが使えないって言ってたっけ。

 

 

スタッフのみんな、いつも好き勝手言ってごめんね。

 

 

さあ、明日からは、ほぼ1週間出張です。

 

 

お邪魔する皆さん。

 

どうかよろしくお願いいたします。

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