「もっとこうしたらいいのに・・・」とか「よく考えられているなぁ。」とかキョロキョロしながら歩いてます。
本ブログでは、「設計工房ひなたぼこ」のデザインはもちろん、
街中で見かけた面白いデザインやおしゃれなデザイン、ふとひらめいたアイデアなどを紹介します。
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福岡を拠点に活動するガーデン&エクステリアコーディネーターです。
庭のことなら何でもご相談ください。
WITH THE STYLE(ウィズ・ザ・スタイル 福岡)
昨日に引き続き、福岡のホテルです。
博多駅の近くにあるアーバンリゾートホテル。街並みの中でこのホテルだけが異空間です。
バリ・モダンな雰囲気だと思っていたのですが、HPによると、カリフォルニアの「レジデントスタイル」と記載されています。「レジデントスタイル」ってなんだろう。長期滞在型っていうことなのかな?
狭い植樹スペースの中に、高さが10mはあろうかという大きなヤシが所狭しと(強引に)植えられています。かなり迫力があります。
大きなタイサンチク。大型の南洋竹です。
中庭には、当然のようにプールです。
WITH THE STYLE は2004年にオープンしたのですが、当時はかなりのインパクトでした。それからしばらくは、
「WITH THE STYLE のような感じで・・・」
と何人のお客さんから依頼されたことでしょうか・・・
今でも福岡で一番お洒落なホテルと言われているようです。福岡では南国リゾートスタイルのパイオニアですね。
私もここで色々と勉強させていただきました。恩返しに一度泊まらねば・・・
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THE LUIGANS(ザ・ルイガンス福岡)
ホテル海の中道が閉館した後、よりリゾート色の強いホテルとして生まれ変わった「THE LUIGANS」
建物は以前のものをそのまま利用しているので、外観はあまり変わってないのですが、内観は完全にアジアンリゾートに変身していました。外観はあまり変わっていないと書きましたが、外観も「植栽」によってその雰囲気はアジアンリゾートっぽく見事に変貌を遂げています。
福岡市博多区にあるホテル「WITH THE STYLE」がプロデュースしたそうで、植栽のイメージは「WITH THE STYLE」に似ていますが、よりダイナミックな植栽構成となっています。
外観の写真を撮っていると、従業員の方が私のところに走ってきました。「撮影はお断りしています。」と言われることもよくある話で、「何?ここも撮影許可がいるの?」と思っていたら、ニコニコしながら「写真お撮りしましょうか?」とのこと。
ちょっとしたことですが、よく気がつくというか心のこもったサービスですよね。とても心地よい気分になりました。
一度泊まってみたいものですが、値段がどうかな・・・
メインエントランス ちょっと張りぼてっぽい・・・
エントランス脇の植栽
エントランスからレストランへの通路。竹です。
レストランエントランス
レストラン前の植栽
レストラン脇の通路。ド派手です・・・
レストランの庭(まるでジャングルです・・・)
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表札・サイン
今日は、先日に引き続き、庭づくりにおける重要なファクターとなる「表札」についてです。
表札は、郵便ポスト以上に様々な製品が出回っています。デザインや材質など多種多様の表札があります。
「センスいいなぁ」と思うものもたくさんありますので、その中から選んでもいいのですが、私はそのもののデザインより、周辺と調和したさりげない感じが好きなので、その場の雰囲気に合わせて自分でデザインすることが多いです。(価格的にも安く制作できますので・・・)
ステンレス切抜文字(白塗装) 文字の高さは40mmです。家の外壁(木材)に直接貼り付けています。背景色とのコントラストが鮮明で、遠くからでもよく見えます。
ステンレスプレート(ヘアライン仕上げ) W150mm×H40mm×t5.0mm 文字(高さ13mm):エッジング加工・黒 かなりちっちゃいですが、厚みがあるので高級感があります。
正方形のガラス製(既製品)です。家を建てられたマキハウスさんのサービスだそうです。取付だけやらせていただきました。これが結構はまっています。
鉄板をくりぬいた表札?です。上の写真は、とある事情で日の目を見ませんでした・・・
ステンレスプレート(黒塗装) W152/127mm×H40mm×t2.0mm 文字(高さ20mm):エッジング加工・白 既製品の郵便ポストにデザインを合わせ、穴あきレンガブロックに寸法を合わせて制作した表札です。5.0mmブロックから浮かせて取り付けています。※文字は消しています。
表札のデザインは、商業施設などインテリアデザイナーの方や建築家の方が考えられたであろうサインがとても参考になります。私自身、この辺のセンスはかなわないと思っていますので、街を歩きながらいろいろとアイデアを蓄積させてもらっています・・・
※以下は、「ひなたぼこ」のデザインではありません。外構等の仕事をさせていただいた施設のサインです。参考までに・・・
宗像市の美容室
小郡市のカラオケ屋さん
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郵便ポスト
表札・郵便ポスト・インターフォンです。
これらは機能上、エントランス周りの目立つところに設置することになりますので、デザインや配置は庭づくりにおける重要なファクターとなります。
表札は空間に合わせて自分でデザインできますし、インターフォンは建築の方ですでに決まっていることが多いので選択の余地はありません。(インターフォンカバーなどはありますが・・・)
「郵便ポスト」はデザインを決めて製作すると恐ろしい金額になりますので、さすがに既製品の中から選んで取り付けることになります。数ある製品の中から、デザインと機能、価格を比較検討しながら「これだ!」と思うモノを選ぶのですが、ここでは「ひなたぼこ」が「これだ!」と思って取り付けたポストを紹介します。
これはまぁ普通の口金式ポストです。前入れ・後ろ出しタイプです。基本的にはこの自己主張のないタイプが一番好きです。
ログハウス風住宅に取り付けたアメリカンポスト。さすがにログハウスには似合いますね。つくりは雑ですが価格は安め。(こういったものに関しては、つくりが雑でも別に構わないと思っています。)
価格 本体:9,975円(税込) ポール:9,975円(税込)
TOEXの エクスポスト 横型タイプ フラット横型ポスト(シャイングレー)です。前入れ・前出しです。これもいたってシンプルであまり自己主張のないタイプですね。
メーカー希望小売価格 45,150円 (税込) ~ネットでは25,000円くらいで販売しています。
デザイナーズと呼ばれるスタイリッシュなポスト(LEON MB4502)。前入れ・前出しで下に新聞受けが付いています。ラインがきれいです。何より安いのがいい。(というか、普通に考えるとこれくらいが妥当なのでは・・・他のデザイナーズと呼ばれるポストがあまりに高すぎです。)
価格 20,475円(税込)
パナソニック電工のフェイサスFR(ブラックチューリップ)です。前入れ・後出し。2008年12月1日発売だそうです。これはいい。カッコいいです!! ブロックサイズに合わせたサイズ設計(386mm角)も選定理由のひとつです。スッポリとおさまっています。他に全8色あります。
注文をつけるとすれば、①裏の出っ張り部分も色を塗ってほしい。②高すぎです・・・
メーカー希望小売価格 67,200円 (税込) ~ネットでは40,000円くらいで販売しています。
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瓦
瓦は、日本人としてホッと落ち着く素材です。
和風庭園の庭づくりではもちろんですが、洋風な庭でも使い方によっては素敵なアイテムとなります。
坪庭で使用。(柳川市T邸)
瓦個々の曲線と、その組み合わせによってつくられる規則的な陰影がとても綺麗でモダンです。
ここでは黒砂利・景石・リュウノヒゲ・ダイミョウチクと組み合わせ、空間を形成していますので「和」のイメージが強いのですが、他の素材との組み合わせを考えると、洋風な庭にも調和すると思います。
瓦はいろんな形のものが生産されています。こうやって地に埋め込んで使う場合、その組み合わせによって無限の模様が作れます。左官さんはとても大変なのですが・・・
庭のアクセントとなる鬼瓦。上の写真は2例とも施主さんが所有していた鬼瓦を使いました。
もちろん魔除け、厄除けにも・・・
砂利敷きの止めとして使用。すっきりとさりげなくいい感じです。
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