福岡市のため池
福岡市には多くのため池(治水池)があります。全部で61ヵ所あるそうです。
治水池は、降雨時に雨水を貯留、河川への急激な流れ込みを緩和し、洪水を防ぐ機能を果たしています。
それと同時に、市街地に残された貴重な自然環境でもあるため、自然環境に配慮した整備・市民が身近にふれあえる水辺環境整備が進められています。
鳥飼池(福岡市城南区友丘6丁目)
八良ヶ浦池(福岡市南区若久3丁目)
平尾新池(福岡市南区平和1丁目)
鬼面池(福岡市城南区田島6丁目)
平尾大池(福岡市中央区平尾5丁目)
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吉野ヶ里歴史公園
吉野ヶ里歴史公園は、「弥生人の声が聞こえる」を基本テーマに、日本の優れた文化的資産である吉野ヶ里遺跡の保存と、当時の施設の復元や発掘物の展示などを通じて、弥生時代を体感できる場を創出し、日本はもとより世界への情報発信の拠点とすることを目的に作られました。
国と佐賀県が一体となった歴史公園として、平成13年4月からその一部が開園、平成 20年4月1日現在では面積約69ha(国営公園約38ha 、県立公園約31ha)が開園しています。(HPより抜粋)
第一印象は「広い!」
昼から行ったんですが、半分くらいしか見て回れませんでした。それも駆け足で・・・
公園としてはかなり充実しています。一日のんびりと過ごすには最適です。朝から弁当を持って出かけることをオススメします。
施設内容やイベント情報は公園のHPをご覧ください。
「物見やぐら」から「竪穴住居」を望む。かなりの復元建物があります。南内郭の物見やぐらから望む景観は圧巻です。一見の価値はあると思います。
一押しの風景。懐かしさを感じるとても優れた景観が形成されています。いい感じです。
広大な芝生広場越しに環壕集落ゾーンの復元された建物群を望む。グラウンドゴルフを楽しむ芝生広場の背景に、「物見やぐら」や「竪穴住居」などの古代(風?)の景観が広がるという、時代を超越した面白い風景です。普通にはあり得ません・・・
「遊びの原」にある「ふわふわドーム」 子供に大人気でした。10分の制限時間で50人の人数制限をしていました。とある公園で「作ってみようか」という計画があったのですが、流れました。実際に見てみると、やはり管理者の常駐しない公園での整備には無理があるようです・・・
「古代」のテーマに考慮した遊具。屋根が結構傷んでいました。
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中部国際空港~セントレア
昨年末、私用で愛知県の中部国際空港を利用しました。中部国際空港は2005年に開業した空港で、セントレア(Centrair)とも呼ばれています。
待ち時間に急ぎ足で空港内を散策してみました。「広くてキレイ」というのが第一印象です。
「広い」というのは、施設がデカイというのではなく、通路やトイレなど、個々の空間が広くて利用しやすいという意味です。「キレイ」なのは、新しいからなのもあるでしょうが、統一された施設デザイン、白をベースとしたシンプルですっきりした色使いなどから感じられます。
植栽や施設の色彩計画などは、「和」をかなり意識しているのだろうなという印象です。
空港特有の「無機質」さはあまり感じませんが、施設内の植栽(インドアグリーン)はかなりさびしく感じます。
ポイント的には高木が多く導入されているのですが・・・(※屋外の植栽は、見ていないのでわかりません。)
道路の中央分離帯の植栽。和のイメージです。デザインがちょっと浮いているような・・・
マダケの植栽。かなりのボリューム感です。
近未来的なデザインのシェルター。かっこいいデザインですが、少し緑がほしい。
ショッピング街としてスカイタウンには、ヨーロッパ調の街並み「レンガ通り」と、古い日本の商店街の雰囲気を作り出している「ちょうちん横丁」があります。人がいっぱいでかなり賑わっていました。飲食店やショップはかなり充実しています。
「レンガ通り」
「ちょうちん横丁」
滑走路に向けて大きく突き出した全長300mの屋外展望デッキ「スカイデッキ」
寒かった・・・
天気のいい日はかなり気持ちいいでしょうね。夜は「スカイデッキイルミネーション」が開催中だそうですが、
残念ながら見ることはできませんでした・・・
白を基調としたシャープですっきりとしたデザイン。イイ感じです。
センターピアガーデン。ここにも竹が植栽されています。
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WITH THE STYLE(ウィズ・ザ・スタイル 福岡)
昨日に引き続き、福岡のホテルです。
博多駅の近くにあるアーバンリゾートホテル。街並みの中でこのホテルだけが異空間です。
バリ・モダンな雰囲気だと思っていたのですが、HPによると、カリフォルニアの「レジデントスタイル」と記載されています。「レジデントスタイル」ってなんだろう。長期滞在型っていうことなのかな?
狭い植樹スペースの中に、高さが10mはあろうかという大きなヤシが所狭しと(強引に)植えられています。かなり迫力があります。
大きなタイサンチク。大型の南洋竹です。
中庭には、当然のようにプールです。
WITH THE STYLE は2004年にオープンしたのですが、当時はかなりのインパクトでした。それからしばらくは、
「WITH THE STYLE のような感じで・・・」
と何人のお客さんから依頼されたことでしょうか・・・
今でも福岡で一番お洒落なホテルと言われているようです。福岡では南国リゾートスタイルのパイオニアですね。
私もここで色々と勉強させていただきました。恩返しに一度泊まらねば・・・
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THE LUIGANS(ザ・ルイガンス福岡)
ホテル海の中道が閉館した後、よりリゾート色の強いホテルとして生まれ変わった「THE LUIGANS」
建物は以前のものをそのまま利用しているので、外観はあまり変わってないのですが、内観は完全にアジアンリゾートに変身していました。外観はあまり変わっていないと書きましたが、外観も「植栽」によってその雰囲気はアジアンリゾートっぽく見事に変貌を遂げています。
福岡市博多区にあるホテル「WITH THE STYLE」がプロデュースしたそうで、植栽のイメージは「WITH THE STYLE」に似ていますが、よりダイナミックな植栽構成となっています。
外観の写真を撮っていると、従業員の方が私のところに走ってきました。「撮影はお断りしています。」と言われることもよくある話で、「何?ここも撮影許可がいるの?」と思っていたら、ニコニコしながら「写真お撮りしましょうか?」とのこと。
ちょっとしたことですが、よく気がつくというか心のこもったサービスですよね。とても心地よい気分になりました。
一度泊まってみたいものですが、値段がどうかな・・・
メインエントランス ちょっと張りぼてっぽい・・・
エントランス脇の植栽
エントランスからレストランへの通路。竹です。
レストランエントランス
レストラン前の植栽
レストラン脇の通路。ド派手です・・・
レストランの庭(まるでジャングルです・・・)
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