すこっぷの使い方

住宅のリビングから庭越しに何が見えるでしょうか
山並みが見えたり夜景が見える場合は
その絶好のロケーションを借景として
取り入れるし、住宅の建て方もそれを意識して
配置します。

しかし街路樹や隣のお宅の樹木、あるいは遠くの
街並みが見える場合でも私の場合、
庭の借景に取り入れます
庭の見え方に奥行きが出てきます。

眺めたい物を配置する時は、高さ方向も
充分に活かした方が、地面だけで展開するよりも
空間が広がります
またフォーカルポイントの動きを誘発し楽しさも増えるでしょう。

庭のキャンパスは地面の上に置いてあるのではなく
見る人の目線の高さに広がっていると思います。

元々造園業界からの転身ではない私が
プランしていて悩むのが植栽です。

色々な名の通った公園や著名な方の設計した
庭園を見たり眺めたりしても今一つピンと来るものが
なかったので、現在は我流で植栽計画をしてますが
高木のメインツリーだけは非常に気を使って配置と
樹種の決定をしています。

こだわりとしては、最も眺めるに良い場所で
その植栽の幹越しに庭が見えること
それとリビングやテラスに日陰を作ってくれること。

樹種は幹を眺めて愉しむ木、さらさらと葉が透けて
見えるような樹種がいいですね。

色んな方向から見たり確認したり
3DCADが大活躍する場面でもあります。

オープン外構では門や塀がなく街路に開かれた庭は
街並みを明るくし、すがすがしい開放感をあたえる
印象を作っています。

歩行者に庭を見て頂き、街並みやそこの空間に
彩りをという気持ちが伝わってきます

一方塀や門で囲っている庭の場合は
住宅から庭を眺めることが最重点です

どちらがいいかということではなくて
そこにお住まいのかたのライフスタイルに
合わせてプランや設計をし、時にはアドバイスや
提案をしながら、
どちらからの眺めを重視するのか
プランをするうえで自分の一つのポイントでもあり
お客さまにとってもガーデンライフを考える際の
テーマになるのではないでしょうか。

ペレット置場にも使えるラジオフライヤー







これは便利だ

そもそもラジオフライヤーって何に使うものなのか？

ラジオフライヤーとは、創業1917年という長い歴史を持つ
会社の名称であり、さらにそこで作られているワゴンを
通称ラジオフライヤーと呼んでいます。
アメリカでは誰もが知っているといっても過言ではないくらい
ポピュラーなおもちゃです。

そ～ですか～、子供が乗って遊ぶおもちゃだったんですね
しかし、使い方の発想次第では何にでも使えそうな
シンプルな形、構造なので重宝しそうです
何を隠そう私も初めてこれを見たのは
お客様のお庭で、薪を運ぶために置いてあったのが
初めてでした。







移動式の花壇やちょっとした家庭菜園に使えないか
購入してみたところ、現在は事務所の
ペレット置場になってますが。

打合せからたった今帰って来ました

2年前に一度だけお打合せしていただいたお客様でした

当社を忘れないでいてくれたことに感謝するとともに
プランも出していない段階でのお客様からの辞退の
経緯を謝罪されて、またまた恐縮してしまいました。
（仕事が急に忙しくなったため庭の検討する時間がなくなった）


プランはこの仕事をする上で大事ですが
それ以上に、人と接する
　｢接客業・サービス業｣　の気持ちがないと
良いプランや設計をしてもだめなんだと
再認識しました。
・・・人間性だけよくても設計やプランがだめなら
単なるいい人ね～で終わりますが

この時期にしてはめずらしく雨が降ってまして
明日の朝は多分道路がツルピカくんになってるでしょう