すこっぷの使い方

色は身の回りに溢れているのに
名前が付いているのはごくわずかです
日本の伝統色など、粋な名前がたくさんありますが
正確にこれは何色と言える人は少ないと思います。

塗り壁やカーポートの色指定をするときに
私は塗料メーカーが発行している色見本を
持参しています
塗料メーカーによっては数千色のカード形式に
なっていて色ごとにそのメーカーが決めた
色番号が付いています

しかしこのカードが小さいのと
日が照っているとき、曇りのとき、雨が降っているとき
夜の場合など微妙に色の感じ方が違ってきます

そして実際に塗る部分の表面の状態によっても
見え方は違うので特に塗り壁の場合は
あらかじめ大体の色を指定していただき
お客様に立ち会っていただき
その場で色の調合をしながら塗っていきます




色は口では説明しにくいですから
実物の塗料を塗った状態で説明し
納得してもらうことが重要です。

開く、オープン外構の設計時での留意点として
プライバシーや防犯性が問題となりますが
これには様々な解決策が考えられます。







用地内に少しセットバックして低いウォールや
門扉を設置する

アプローチの仕上げ材を変化させて領域感を
演出し、心理的にむやみに立ち入らないようにする

植栽を利用して立ち入れる範囲を限定する

段差、レベル差を利用し進入しずらくする

設計時にさりげなくこれらを複数、重複して
設計することにより段階性のある領域を
作りだし、プライバシーや防犯性を
確保していく手法を取っています。

昨日、仕事の合間を縫って
岩崎トータルソリューションフェアを見るため
札幌へ日帰りで行ってきました。

現地で岩崎の20年来のお付き合いのある
T課長と落ち合い、色々と案内して頂きました

当社の事務機器と測量・計測機械をほぼ100％
お付き合いいただいているので、こちらの欲しいと
思っているものはだいたい把握されていて
的確にその商品を扱っているブースへ
案内していただいたので、時間のロスも少なく
ストレスなく見ることができました。

その中で、近い将来普通に汎用化されるだろうなと
感じた商品が、3Dフルカラープリンターです。

簡単に説明すると3DCADや3Dデジタルデータから
立体のモデルを作ることが出来るという
もっと簡単にいうと、プラモデルの部品を作れる
プリンターということです
まだまだお値段が高価すぎるので普及は
難しそうですが、100万を切る頃には
かなり普及するのではないかと思いますし
エクステリアや庭の
プレゼンや打ち合わせと言った
仕事にも相当使えそうでした。

3D printer mutohのHP

mutoh 3D printer

今日は郊外の現場を廻って来ましたが、
市内と違い、まだ完全に凍上が戻ってませんでした。

南側はほぼ凍結が解消されていましたが
西側と北側はもう少しというところでした

何軒かのお客様とお話ができましたが
皆さん一様に満足していただいてる様で
一安心です。
去年の施工時期が遅れて一部工事を
越年してしまったお客様もおられて
ご迷惑をお掛けしたのに・・・

これで残りはあと2軒までになりましたが
ほぼ手直し工事という大がかりな工事は
必要なく、通常のメンテナンス程度で済んだことには
ホットするとともに、今後も品質管理には万全な体制で
取り組み、今までのデーター等を活かしつつ
新工法やコストダウンに努めようと帰りの車中で
一人ニヤニヤしながら運転してました。

廃番商品や無くなったメーカーの資材について少し

先日、同業者の方が青い顔して事務所にやってきて
助けてほしぃと・・・
とある施設の除雪作業を請け負っていて
作業中にブロック塀を重機で引っかけて
一部壊してしまって、除雪の発注先から
補修工事をしないと除雪の請負金額は
払えませんよと、通告された。

しかしそのメーカーは2年ほど前に廃業して
在庫を探しても無いと・・・

それではと、類似製品を探してみたが
特徴がある製品で類似製品はいまのところゼロ

と、ま～ここまでが、今朝までの流れですが

この問題は在庫を持たないメーカーが悪いわけでも
廃業したメーカーが悪いわけでもなく・・・
しかしどの業者にも起こりうる問題じゃないかと思います。

少なくとも、これだけ早いスピードで流れている時代ですから
廃番に文句言ってもしょうがないですし、ましてや廃業に
クレームを入れても虚しいだけですが、お客様が一方的に
不利益を被ることだけは避けなければいけません。

今回は知り合いの小さい工場に類似製品を製作してもらう
ことになりそうですが、その対処もベストだとは思えないし
業界として何かガイドラインがあれば、
お客様に周知出来るんですが、難しいですね。