観葉植物が一般的になってきたのは

テーマ:観葉植物について
調べたところ、観葉植物にも歴史があります。

考えてみればその通りですよね。人間にも動物にも歴史があります。ましてや植物などははるか昔から存在していたはずです。

実際に庭園に植栽されることも多かったといわれているほど、古代においては、一年中緑を保つ植物は長寿や繁栄のシンボルとされていたそうです。

また温帯地域の中でも、いわゆる照葉樹林帯や硬葉樹林帯には、古くから鑑賞の対象にされるほど、葉の美しい植物が多く存在しているそうです。

観葉植物を愛でる文化は、日本の都市に日常的に存在していたと残されていますし、一般的な家庭でも軒にシノブを吊るしたりして、緑の葉を楽しんでいたようです。

聞いて納得な情報ですが、ハボタンはヨーロッパのキャベツが、江戸時代の日本で観葉用に改良されたものであるそうです。

この頃は今よりも観葉植物の育て方には詳しくなかったかもしれませんね。今のようにたくさんの種類の育て方の情報はなかったように思われます。

温室が普及しはじめたのは19世紀頃であり、産業革命の進展によりガラスや鉄材の大量生産が可能になることで、温室の生産が可能になったと考えられます。

また、一般の建築も様々な種類のガラスを使うことにより明るくなり、室内に長期間観葉植物を置ける環境が整ったのです。

ここから観葉植物の育て方もぐっと簡単なものとなり、一般人も観葉植物を身近に感じられるようになったのではないでしょうか。

ヴィクトリア朝時代には、ロンドンでスモッグのため都市環境が悪化し、室内に植物を置いて栽培する人たちが急激に増えました。

こちらは今でも室内に観葉植物を置くことの考えに繋がってきます。
また日本の時代背景から見ると、幕末から明治維新にかけての頃、いくつかの葉もの園芸植物がもたらされるようになり、観葉文化に拍車をかけたものと思われています。

以後、室内において熱帯、亜熱帯産の葉の美しい植物を栽培することが盛んになっていったようです。
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観葉植物の失敗しない選び方

テーマ:観葉植物について
観葉植物は種類が多く部屋の空気を浄化してくれるだけでなく、育て方も簡単で癒しの効果も抜群です。

何といっても話し掛けて育てた観葉植物は育ち方が違います。

部屋によって枯れてしまう物やそうでなかったりする物の違いは、やはり「生きている」ところから来るものではないかと考えます。

さて実際にどんな観葉植物を買ったらよいか、お店に行っても種類がありすぎて迷ってしまいますよね。

主にホームセンターや園芸店に買いに行くかと思いますが、特に春先には多くの観葉植物が並べられ目移りしてしまいます。

このような中から失敗しない選び方とはどんな方法でしょう。

まず、どんな育て方をしたいのか、部屋のどこに置くかを決めましょう。
観葉植物を置きたい場所が、例えばリビングと浴室とでは湿度が違いすぎますので育て方も違ってきます。

また、窓際で日光の当たる日向の場所と、玄関など日光の当たらない日陰の場所とでも、環境が全く違ってきます。

観葉植物は室内で育てることが出来るように非常に丈夫なものが多いですが、上手に育てるためにも置きたい場所の環境に最も適した観葉植物を選びましょう。
さて観葉植物を置きたい場所が決まれば、その場所に適した大きさの観葉植物を選びましょう。

あまりにも大きすぎて部屋に対して必要以上のスペースを取ったり、小さすぎて周りの小物と重なって見栄えがしないなど、後になって後悔しないためにも飾りたい場所の寸法を測定します。

鉢の形もいろいろあるので、買ってきたままを置きたい場合には鉢の形の採寸も考えねばなりませんね。

そして観葉植物は成長します。植物は種類や育て方によっての成長過程も考慮して置き場を考えましょう。