シュロ竹の性質と育て方

テーマ:いろいろな観葉植物の紹介
シュロ竹は見たことのある人は知っているかもしれませんが、この観葉植物の名前が「シュロ竹」というのはあまり知られていないのではないでしょうか。

中国南部が原産地のシュロ竹ですが、実はヤシ科です。育て方の種類としては、明るい場所を好みますが、暗めな場所にも強いです。

観葉植物の種類の中でも、管理がしやすく育て方が簡単とされています。寒さにも強いので、0℃以下にならなければ越冬もできる優れものです。

その姿かたちから、和風の建物にもよく合う観葉植物として人気が高いです。そして虫もつきにくいので飲食店にも飾られることが多いです。特に中華料理屋でよく見かけます。

育て方のポイントとしては、鉢植えは風当たりの少ない場所に、ということです。

日本の暖地や、寒風にさらされない陽だまりの場所ならば、地植えで越冬している姿が見られることもあります。それくらい寒さに耐えられる種類の観葉植物です。

湿潤で風当たりの少ない場所を好むので、鉢植えの場合はぜひこうした条件の場所に置いてあげてください。

シュロ竹が大好きなのは高温多湿で、明るい日陰です。なんとなく明るいが陰湿なイメージですが、そういった場所を好みます。

高温の時期にはシャワーをかけて体全体に散水してあげましょう。椰子の木の種類の性質で、1本の茎からは新芽が出ないのです。生え際から新しい目が育ちます。

そして新芽が育ちやすいように、背が高くなりすぎた茎は切り取ってしまいましょう。5~6月の暖かい時期に入る頃、伸びすぎた茎などを剪定して株分けするのも繁殖方法のひとつです。

培養土は赤玉土と腐葉土の混合などが適しています。
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シュロ竹の魅力

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シュロ竹とは?と思われる方も多いのではないでしょうか。竹だと思いがちですが、ヤシ科の観葉植物です。

育て方は観葉植物の種類の中でも簡単な方です。病害虫にも強く、被害は少ないほうです。新芽がアブラムシとその排泄物から生じる「すす病」などに侵されることはあります。

その対策としては、頻繁な山水で防除ができます。
寒さと暗さにも強いといったところが、観葉植物の種類の中でも育て方が簡単だといわれる特徴ではないでしょうか。

特に和風のお部屋にマッチし、ナチュラルなバスケットに入っていてもおしゃれです。高級和風料亭にも飾られている観葉植物の種類のひとつです。

このシュロ竹を初めて見た印象としては、第一印象がどこかアンジアンテイストなのです。トロピカルといった印象は受けません。

なぜならばヤシ科のカンノンチク属に属しているからでしょうか。基本的にはヤシの仲間で学名が「Rhapis humilis 」です。またカンノンチクとシュロ竹は兄弟のようなものです。

どちらも古来から日本で園芸種として楽しまれてきたのです。
シュロ竹やカンノンチクは仲間も多く、中国南部から東南アジアにかけて約12種類もあるといわれているのです。実に多いですね。

なるほどといった感じで、ヤシ科なのだけれどもアジアンテイストをかもし出しているのはそこからなのでしょうか。

やはり育て方の簡単さからでしょうか、中国でも人気観葉植物として売られているのを見ました。

決して鑑賞して感動を与えるほど綺麗なイメージではないですが、アジアンテイストの場にはぴったりの植物なのではないでしょうか。

ハイドロカルチャーで育てる観葉植物

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観葉植物の育て方は種類が豊富です。寒い場所、暖かい場所、乾燥地、湿地など、様々な条件の種類のものがあります。

条件によって育て方も違ってくるので、なるべく条件の同じ種類の観葉植物を揃えたほうが簡単なのだと感じます。

さて近年植物を土ではなく「ハイドロカルチャー」といった育て方もでてきました。研究が進められ、赤玉土や腐葉土を混ぜた培養土の代わりをしてくれます。
粒状で煉瓦のようなハイドロボール・またはハイドロコーンを使って、観葉植物を栽培する方法、育て方のことを言います。

ハイドロボールを使う容器の種類は、底に穴が無くて深さのあるものなら大丈夫です。コップや湯飲み茶碗なども良いでしょう。

そういったものは、なかなか捨てるわけにもいかない結婚式の引出物など、有効活用できて一石二鳥です。

ハイドロカルチャーで使う容器ですが、普通の鉢のように水が排出されません。そのため根腐れ防止剤を底に敷き詰めることが大切です。

この根腐れ防止剤のおかげで、水は腐らず苔も生えずにすみます。

土鉢と違って、鉢底に穴があいていないというのは、水が流れないので管理が重要なポイントになってきます。

流れる水は腐りませんが、たまったお水は腐ってしまいます。
園芸の本やホームページによっては、書いてあることはまちまちとなっておりますが、一般的には底から1cmくらい水を入れて、完全に乾ききったらまた同じ量の水を入れましょう。

コップのような透明な容器であれば、中の水の具合を確認できますが、湯飲みのように陶器であるときは水位計を使うと良いでしょう。

苔玉と相性ぴったりのアスパラガス

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近年、観葉植物のひとつとして「苔玉」が流行っています。誰でも簡単に作れて、なおかつおしゃれです。和風にもアジアンにもマッチするあたりが人気の秘訣でしょう。

苔玉ひとつ置いても十分楽しめますが、さらに苔玉にグリーンを差し込むとさらにおしゃれな空間の出来上がりです。

差し込む観葉植物のグリーンは種類が豊富です。そして育て方も考慮して差し込みましょう。

お勧めの観葉植物は、アスパラガスです。野菜にも同じ種類の名前がありますが、観葉植物のアスパラガスは名前からイメージできない繊細さです。
葉の姿が細いペンで書いたような、繊細で涼しげなことが特徴です。

お手製の苔玉にアスパラガスを生けてみて、玄関などに飾ってみましょう。和風のようでもあり、アジアンテイストな感じでもあり、大変おしゃれです。

そしてまた観葉植物の効果も生かされて、来客や家人を癒してくれることでしょう。
さて肝心なアスパラガスの育て方ですが、見た目が繊細なだけに育て方も少々気を使います。

アスパラガスの葉のように見える部分ですが、これは退化してできる仮葉といいます。新芽が伸びてくると庇のようで非常に可愛いです。

ウェディングブーケにも時々使われていますね。ただしこの種類を使用の際には、茎にとげがあるので気をつけましょう。

アスパラガスは、耐寒性は比較的強く、霜に当てなければ大丈夫ですが、室内で管理しましょう。

日光が好きなので、なるべく日に当ててあげましょう。苔玉が乾き始めたら、全体が占める様にお水を与えてあげましょう。

ハートホヤって知っていますか

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バレンタインも近くなってくるとよく見かけるのが「ハートホヤ」です。タイから輸入されてくる観葉植物で、種類は多肉植物です。

葉の部分がハートの形をしていて、大変愛らしい観葉植物です。種類は多肉植物ですが、なんとなくコロンとしている葉の形でキュートです。

特別な人に贈りたくなるようなハートホヤですが、多肉質のハート型の葉っぱが、コロコロとつる状にたくさんぶらさがっています。

育て方は簡単で、そちらの面からも大変人気です。

ハートホヤの別名は、ホヤカーリーとも言われているサクランの仲間です。原産地のタイでは、このハートホヤを贈って恋を叶えたという言い伝えがあるほどです。

ハートホヤはつる状が出回る数が少なく、一枚の葉の鉢植えをよく目にします。育て方から見ても、1枚葉の方が育てやすいです。この一枚葉が本来の姿となります。

一枚葉の鉢物は、日本の環境ではつる状になったり花は咲きません。そして一枚葉の種類はサクランより花付きは良くありません。

しかし、名の通りの小さな桜のような花は楽しむことができるので、育て方に多少行き詰まってもホット一息できそうですね。

ハートホヤの育て方ですが、観葉植物のため年間を通して日当たりの良い明るい場所で管理しましょう。ただし真夏の直射日光は葉焼けの元となりますので注意です。
少し遮光をしてあげてください。

水やりは、鉢土が乾いてからにしましょう。鉢底から水が流れるくらいたっぷりと与えてあげましょう。

寒い時期には水やりの間隔をあけ、水やりを控えめにすると良いです。耐寒性が弱いため、冬の時期はなるべく暖かく乾燥した場所で管理しましょう。