剪庭園日記 | 広島から庭木・植木の剪定｜樹木内科治療、樹木外科手術 | 樹木剪定の先駆者、自然保護の覚醒者・塩田剪庭園の代表日記

今日の広島は天候が悪く、雨ですね。

昨日は広島県 広島市でマツの芽摘み剪定でした。

マツがハダニによって食がされ、葉の色が悪くなっていました。
今回はマツの芽摘み剪定後に、マツノマダラ対策用の薬剤散布をしました。今日は天気が悪いということなので、少し倍率を下げ、展着剤も倍率を下げて散布。
あとは光合成をして吸収してくれたと思うので、しばらく様子見でおきます。



では本題。

“胴ぶき、ひこばえ”

この言葉を聞いた方がいらっしゃると思います。
胴吹枝は幹の途中から出る枝、ひこばえ枝は根元部分から出る枝の事です。

造園業界では、“胴吹・ひこばえ枝とも、樹木本体の栄養を吸収し弱らせるので、全て切る必要がある”というのが、常識です。

しかし、実はこの考えは間違いです。
植物学上でも否定されているそうです。


では何故、全て除去してはならないのでしょうか。
胴吹き・ひこばえが発生する要因は、樹木本体の上部で低下している光合成能力を回復させるためです。
また現在ある樹木の枝などだけで補え切れない、樹木全体の光合成能力を補うためでもあります。

例えばウバメガシは、樹勢が強い樹木で、現在ある枝だけでは光合成能力を補え切れないため、胴吹き・ひこばえを促し、光合成をしていますね。
このように、樹木の状態によっては、胴吹き・ひこばえは全て除去すると体力を逆に衰えさせてしまうので、必要な部分は残し、少しでも体力低下を防ぐことが大切です。



さて、明日から広島県 広島市佐伯区藤垂園での剪定作業です。作業は２～３日かかる予定ですが、天気次第になりますが早めに切り上げて、剪定ゴミを片付けたいなと考えています。



いよいよ梅雨の季節。マツの芽摘み剪定も中盤戦となり、慌しい時期です。

６月はバタバタしますが、７月は落ち着きますので、ぜひ、剪定や薬剤散布、草刈り、芝刈り等のご依頼を頂けたらと思います。
お見積もりは無料です。


(・∀・)ノ 今日もがんばります！

フレーバーテキスト：
連邦政府に設置される、
「撃退者」。
幾千の戦いを繰り広げた偉大なる騎士団の経験、力、知恵、精神が必要となるため、騎士達が加わるという。
歴史の目撃者・折姫（おりひめ）「地球見聞録」
−星の歴史−より


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