寒肥を模索 | 広島県広島市、廿日市市、大竹市で 庭木剪定。庭手入れ、樹木治療等を樹木の医者へ(・ω・)/
テーマ:樹木治療・樹木保全
2014/03/07 09:19
おはようございます。
また冬の寒さに戻ってしまいましたね。早く本格的な春が来てほしいです。
昨日は広島県広島市で寒肥作業をしました。
寒肥と併せて柿の剪定もしました。どちらも、ちょうど良い時期です。
寒肥は樹木にとって大切な作業ですが、寒肥の意味、寒肥の目的は何だと思いますか?
春前の施肥だから、芽出し肥では?と言われるかもしれません。
ですが、樹木の場合は、冬季〜春前(地域によっては4月)の施肥は寒肥となります。
では何故、寒肥なのでしょうか。
まず、花の施肥について説明しましょう。
パンジー、ビオラ、ペチュニアなど花やバラ等は寒肥、芽出し肥、お礼肥料、追肥などがあります。
理由は二つあります。
一つは、花を開花させる=かなりの運動をしているため、エネルギーが必要になるからです。開花という運動前、運動中、運動後は常に栄養をあげないと、栄養失調になります。
二つ目はビオラなどの花は樹木よりも小さく、樹木より幹は細く、根も浅いバラなどは樹木より栄養を蓄える能力に乏しいため、定期的な栄養を与える作業が必要になるからです。
では、樹木の場合はどうでしょうか?
果樹類については、農家の方のほうが詳しいので、具体的なことは申し上げませんが、樹木は幹も根も花より大きいです。
運動機能が遅くなる、休眠期とも言われる冬の時期から春前(地域によっては4月まで)に、根元へ肥料を与えると、春の運動し始める頃に、栄養を吸って幹から枝へ行き渡り、新芽を出したり、葉を出したり、葉の光合成という運動を助けたりします。
栄養をしっかり吸った、栄養を吸って新芽を出してくれたら、後は運動機能が向上して、光合成によって成長するだけなので、花のように肥料を何度も与える必要がなくなります。
つまり、樹木の“寒肥”は、
1.栄養を吸って幹から枝へ行き渡り、新芽を出したり、葉を出したり、葉の光合成を助けたりする大切な作業であり、
2.栄養をしっかり吸った、栄養を吸って新芽を出してくれたら、後は運動機能が向上して、光合成によって成長するだけなので、花のように肥料を何度も与える必要がなく、
3.運動機能が遅くなる、休眠期とも言われる冬の時期を主体に春前ごろまで(地域によっては4月まで)の施肥作業を意味します。
補足ですが、体力の落ちている樹木に秋ごろ施肥をする作業を追肥、開花後に与える肥料をお礼肥として行う場合があります。
追肥は栄養補助食品、お礼肥は運動後の栄養補給と言った所ですね。
では次に寒肥の目的についてです。
新芽を出す春前の時期は、樹木は休眠期にあります。
よく植木の植栽工事は、冬から春ごろを主に作業する植木屋さんがいます。
これは、植木が休眠期にあり、根も成長期の夏などより、水分を吸収することも、乾燥する事もないからですね。
その時に、肥料を与えておくと、運動し始める頃に、栄養を吸って幹から枝へ行き渡り、新芽を出したり、葉を出したり、葉の光合成を助けたりします。
つまり、樹木の寒肥は、芽出しを最終目的とするのではなく、新芽を出したり、葉を出したり、葉の光合成を助けたりして、春先の活動期の成長をうながすことを主たる目的として、春先で付けた栄養、栄養促進で1年間の活動を持続、促進させる事を目的とするわけですね。
あとは剪定や薬剤散布等で樹木の健康を守っていけば良いと思います。
それでも、環境の変化、環境破壊等で病気になったり、害虫が付いて弱る時もあれば、枯れてしまう時もあります。
今後は剪定や樹木治療だけで守っていくのではなく、自然を守る事から、自然を守りつつ、環境を守り、人と環境の共存を考え、人の生活を守る事へ繋げて、そして環境破壊の削減に繋げて、根元から守っていきたいですね。
さて、今日は予定を変更して、剪定ゴミの片付けや、写真整理や、明日の準備をします。
明日は広島県廿日市市での樹木治療の経過診断や、山口県岩国市での寒肥作業があります。
来週も樹木外科手術を検討しているので、準備をしたいと思います。
ホームページでも紹介していますが、寒肥は1年の植木の成長を促す大切な作業です。
ご依頼者の方で、ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
また、芝張り作業のご依頼を予定の方は、お早めにお願いいたします。
今期は芝張り作業を4月までと考えております。
詳細はホームページをご覧になってください。
■関連情報:
・寒肥の季節です。(2014年2月8日、塩田剪庭園のホームページ、お知らせ情報)
・芝張り作業をご依頼予定の皆様へ。(2014年3月3日、塩田剪庭園のホームページ、お知らせ情報)
塩田剪庭園は植木の剪定からお庭の手入れ、樹木治療、寒肥、薬剤散布、その他芝張りや植栽も承ります。現場は広島県廿日市市から、広島市や大竹市、山口県岩国市へお伺いいたします。
剪定は植木1本から承ります。お見積もりは無料です。
(・∀・)ノ 今日もがんばります!
フレーバーテキスト:
先の大戦で失敗した、世界三大大陸国家の平和への取り組み。
神聖国家を筆頭に、再び執り行われるようだ。
歴史の目撃者・折姫(おりひめ)「地球見聞録」
−星の歴史−より
===================================================
●塩田剪庭園より
「植木剪定・樹木治療は樹木の医者、日本・地域の樹木病院へ!」
広島、山口県で植木・庭木のお手入れにお困りの方へ。第三極の樹木の医者による剪定(せん定)、地域の樹木病院『塩田剪庭園』。
代表者は樹木内科・外科医という第三極の樹木の医者であり、国内最年少の天然記念物治療経験者です。
植木の剪定から肥料・樹木内科治療、樹木外科手術、芝・草取りなどお気軽にご相談ください。
塩田剪庭園はまだ立ち上げたばかりなので、仕事はまだまだ不足しております。お見積り無料です!是非、お問い合わせください。
現場は、広島県廿日市市、大竹市、広島市西区、広島市東区、広島市南区、山口県岩国市などお伺いします!!
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■塩田剪庭園(広島・山口で植木剪定、樹木治療など)
ホームページでは植木の剪定から樹木内科治療、樹木外科手術や、ご依頼の方法などを紹介しています。
塩田剪庭園は世界遺産・宮島がある広島県廿日市市で日本樹木病院・樹木外科手術執刀機関として、植木の剪定、樹木内科治療、樹木外科手術、芝・草刈り作業、環境保全活動を行っています。
塩田剪庭園の代表者は広島・山口県代表の樹木の医者であり、国内最年少の天然記念物治療経験者です。
可能な限り価格を低く一般の業者などと違い、樹木の医者として丁寧・正しく剪定します。シルバー人材センターの廃止による消費税削減を求めましょう。
樹木は生き物。正しい剪定が大切です。
環境保全重視の塩田剪定園へ乗り換え・ご依頼をすることで、環境保全に繋がります。
作業は廿日市市から、大竹市、広島市全域、山口県岩国市などへでお伺いさせていただきます。
さぁ、剪定は第三極の樹木の医者が担う、第三極の樹木病院、樹木外科手術執刀機関の塩田剪庭園へ!正しく剪定して、身近な自然を一緒に守りましょう。
ひろしま・山口県で樹木の医者。と言えば、塩田剪庭園。植木の剪定から樹木治療、草・芝刈り、消毒、肥料はお任せ!
また冬の寒さに戻ってしまいましたね。早く本格的な春が来てほしいです。
昨日は広島県広島市で寒肥作業をしました。
寒肥と併せて柿の剪定もしました。どちらも、ちょうど良い時期です。
寒肥は樹木にとって大切な作業ですが、寒肥の意味、寒肥の目的は何だと思いますか?
春前の施肥だから、芽出し肥では?と言われるかもしれません。
ですが、樹木の場合は、冬季〜春前(地域によっては4月)の施肥は寒肥となります。
では何故、寒肥なのでしょうか。
まず、花の施肥について説明しましょう。
パンジー、ビオラ、ペチュニアなど花やバラ等は寒肥、芽出し肥、お礼肥料、追肥などがあります。
理由は二つあります。
一つは、花を開花させる=かなりの運動をしているため、エネルギーが必要になるからです。開花という運動前、運動中、運動後は常に栄養をあげないと、栄養失調になります。
二つ目はビオラなどの花は樹木よりも小さく、樹木より幹は細く、根も浅いバラなどは樹木より栄養を蓄える能力に乏しいため、定期的な栄養を与える作業が必要になるからです。
では、樹木の場合はどうでしょうか?
果樹類については、農家の方のほうが詳しいので、具体的なことは申し上げませんが、樹木は幹も根も花より大きいです。
運動機能が遅くなる、休眠期とも言われる冬の時期から春前(地域によっては4月まで)に、根元へ肥料を与えると、春の運動し始める頃に、栄養を吸って幹から枝へ行き渡り、新芽を出したり、葉を出したり、葉の光合成という運動を助けたりします。
栄養をしっかり吸った、栄養を吸って新芽を出してくれたら、後は運動機能が向上して、光合成によって成長するだけなので、花のように肥料を何度も与える必要がなくなります。
つまり、樹木の“寒肥”は、
1.栄養を吸って幹から枝へ行き渡り、新芽を出したり、葉を出したり、葉の光合成を助けたりする大切な作業であり、
2.栄養をしっかり吸った、栄養を吸って新芽を出してくれたら、後は運動機能が向上して、光合成によって成長するだけなので、花のように肥料を何度も与える必要がなく、
3.運動機能が遅くなる、休眠期とも言われる冬の時期を主体に春前ごろまで(地域によっては4月まで)の施肥作業を意味します。
補足ですが、体力の落ちている樹木に秋ごろ施肥をする作業を追肥、開花後に与える肥料をお礼肥として行う場合があります。
追肥は栄養補助食品、お礼肥は運動後の栄養補給と言った所ですね。
では次に寒肥の目的についてです。
新芽を出す春前の時期は、樹木は休眠期にあります。
よく植木の植栽工事は、冬から春ごろを主に作業する植木屋さんがいます。
これは、植木が休眠期にあり、根も成長期の夏などより、水分を吸収することも、乾燥する事もないからですね。
その時に、肥料を与えておくと、運動し始める頃に、栄養を吸って幹から枝へ行き渡り、新芽を出したり、葉を出したり、葉の光合成を助けたりします。
つまり、樹木の寒肥は、芽出しを最終目的とするのではなく、新芽を出したり、葉を出したり、葉の光合成を助けたりして、春先の活動期の成長をうながすことを主たる目的として、春先で付けた栄養、栄養促進で1年間の活動を持続、促進させる事を目的とするわけですね。
あとは剪定や薬剤散布等で樹木の健康を守っていけば良いと思います。
それでも、環境の変化、環境破壊等で病気になったり、害虫が付いて弱る時もあれば、枯れてしまう時もあります。
今後は剪定や樹木治療だけで守っていくのではなく、自然を守る事から、自然を守りつつ、環境を守り、人と環境の共存を考え、人の生活を守る事へ繋げて、そして環境破壊の削減に繋げて、根元から守っていきたいですね。
さて、今日は予定を変更して、剪定ゴミの片付けや、写真整理や、明日の準備をします。
明日は広島県廿日市市での樹木治療の経過診断や、山口県岩国市での寒肥作業があります。
来週も樹木外科手術を検討しているので、準備をしたいと思います。
ホームページでも紹介していますが、寒肥は1年の植木の成長を促す大切な作業です。
ご依頼者の方で、ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
また、芝張り作業のご依頼を予定の方は、お早めにお願いいたします。
今期は芝張り作業を4月までと考えております。
詳細はホームページをご覧になってください。
■関連情報:
・寒肥の季節です。(2014年2月8日、塩田剪庭園のホームページ、お知らせ情報)
・芝張り作業をご依頼予定の皆様へ。(2014年3月3日、塩田剪庭園のホームページ、お知らせ情報)
塩田剪庭園は植木の剪定からお庭の手入れ、樹木治療、寒肥、薬剤散布、その他芝張りや植栽も承ります。現場は広島県廿日市市から、広島市や大竹市、山口県岩国市へお伺いいたします。
剪定は植木1本から承ります。お見積もりは無料です。
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フレーバーテキスト:
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神聖国家を筆頭に、再び執り行われるようだ。
歴史の目撃者・折姫(おりひめ)「地球見聞録」
−星の歴史−より
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●塩田剪庭園より
「植木剪定・樹木治療は樹木の医者、日本・地域の樹木病院へ!」
広島、山口県で植木・庭木のお手入れにお困りの方へ。第三極の樹木の医者による剪定(せん定)、地域の樹木病院『塩田剪庭園』。
代表者は樹木内科・外科医という第三極の樹木の医者であり、国内最年少の天然記念物治療経験者です。
植木の剪定から肥料・樹木内科治療、樹木外科手術、芝・草取りなどお気軽にご相談ください。
塩田剪庭園はまだ立ち上げたばかりなので、仕事はまだまだ不足しております。お見積り無料です!是非、お問い合わせください。
現場は、広島県廿日市市、大竹市、広島市西区、広島市東区、広島市南区、山口県岩国市などお伺いします!!
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■塩田剪庭園(広島・山口で植木剪定、樹木治療など)
ホームページでは植木の剪定から樹木内科治療、樹木外科手術や、ご依頼の方法などを紹介しています。
塩田剪庭園は世界遺産・宮島がある広島県廿日市市で日本樹木病院・樹木外科手術執刀機関として、植木の剪定、樹木内科治療、樹木外科手術、芝・草刈り作業、環境保全活動を行っています。
塩田剪庭園の代表者は広島・山口県代表の樹木の医者であり、国内最年少の天然記念物治療経験者です。
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さぁ、剪定は第三極の樹木の医者が担う、第三極の樹木病院、樹木外科手術執刀機関の塩田剪庭園へ!正しく剪定して、身近な自然を一緒に守りましょう。
ひろしま・山口県で樹木の医者。と言えば、塩田剪庭園。植木の剪定から樹木治療、草・芝刈り、消毒、肥料はお任せ!