湖山池ナチュラルガーデン「とっとり晴れやか庭園」 2016年秋

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2013年9月21日(土)から51日間開催された第30回全国都市緑化とっとりフェア 「水と緑のオアシスとっとり2013 」から、明日2016年9月21日(水)で3年目を迎える湖山池ナチュラルガーデン。

ランドスケープデザイナー ポール・スミザー氏がデザイン・監修され、地元の素材にこだわった山野草を中心とした庭園は、フェア開催時は3年目の姿でしたが、これで6年目の姿となります。







フェアのシンボルツリーだったタチヤナギ。 フェアのロゴマークにも、あしらわれました。





 






園内の群生するススキの情景が素晴らしく、日本の秋の原風景がここにあります。







フェア終了時に改修され、市民に開放された庭園は、青い空と水のひろびろと広がる場所。植物がのびのびと美しく、たくましく、仲良く育っている場所。野鳥 や蝶々が自由に飛びまわり、魚たちが水面を跳ね、生命の輝きを感じる場所。そして訪れる人々の心が開放され、生きる歓びや勇気がわく場所。そんなガーデン であり続けてほしいという願いを込めて、「とっとり晴れやか庭園」と名づけられました。







園内のオミナエシは満開で、たくさんの蝶々がやってきます。







水辺には、数種類の鳥の姿が。 このかたは、シーズンズでもよく見かけましたね。







庭園中央にある巨石で造られたオアシスの木々も、年々立派になっています。ポールさんの目指した木陰をつくるのに、あと何年かかるでしょうか。







鳥取では、フェア終了後も、県と市と市民の活動は続いており、毎年ナチュラルガーデンマイスターが誕生し、鳥取流緑化の推進を県内で進めておられます。

フェアを監修されたポール・スミザー氏やフェアを企画し開催・運営された担当者の想いが紡がれていくことを願ってやみません。

そして今年も、第3回目を迎える「とっとりの自然を活かしたガーデンデザインコンテスト」の作庭がまもなく始まります。どんな作品が出展されるのかとても楽しみです。



ぜひ、関西からも鳥取へ。

ぜひ、ポール・スミザー氏の美しい庭をご覧になって、人が手を加えることによってさらに美しくなる自然の姿を、ここで感じてください。



●【鳥取】グリーンフェスタinとっとり2016(第48回花と緑フェア)

 |開催日 2016年10月15日(土)

 |会場 湖山池公園 湖山池ナチュラルガーデン「とっとり晴れやか庭園」


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ポール・スミザー氏の植栽 清里のフジアザミ

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山梨県北杜市清里にある、萌木の村。 ポール・スミザー氏が手がけるナチュラルガーデンの夏の姿です。



右手前にあるのがフジアザミ(富士薊、学名 Cirsium purpuratum)

ポール・スミザー氏が手がけられていた宝塚ガーデンフィールズ英国風ナチュラル庭園 シーズンズのロック&グラバルガーデンや、現在手がけられている鳥取湖山池ナチュラルガーデンにも植栽されています。








トゲトゲしていますが、ピンク色のかわいい花をうつむきかげんに咲かせてくれます。

ここ萌木の村には、フジアザミ以外にも、ポールさんの好きな野アザミが数種類植栽されているので、花の咲く時期には、ぜひ見に来てていただきたいです。







他の植物との組み合わせも、とても美しいポール・スミザー流植栽。







ここ萌木の村の最寄り駅である清里駅の広場にも、ポール・スミザー氏の植栽があり、フジアザミは、その大きさから、ひときわ目を引くのです。







駅を利用されるお客様から「この大きな植物はいったい何?」という声が聞こえたら、ぜひ「フジアザミですよ」と教えてあげてください。



春と夏の花が同時に咲く清里の短い夏もそろそろ終わりです。ナチュラルガーデンを見に、ぜひ清里の萌木の村に足をお運びくださいませ。