赤城ローズ＆ベリーガーデン

今年も、『しきしまパークボランティア』の皆さんがバラの剪定講習にいらっしゃいました☆

初めに、バラの分類やそれに応じた剪定の仕方などの説明があり、




その後、赤城ローズ&ベリーガーデン内のバラを実際に剪定してみます☆








今回は、つるバラの剪定も行いました。
つるバラは樹勢が強く、新規のシュートがたくさん出るため、他の種類に比べて圧倒的に手間と時間がかかりますが、その分、春の見頃には豪華に咲き誇ります☆




今回12人の方に参加していただいたので、あっという間に余分な枝が剪定され、スッキリしました☆

【剪定前】


【剪定後】


去年の剪定講習会の様子はこちらです☆→バラの剪定講習会2010

今年もわずかとなりました☆

ブログを読んでくださった皆様、ありがとうございました☆
また、バラの時期にはたくさんのお客様にご来園いただきました☆
ありがとうございました☆
そして、お庭創りをご依頼くださったお客様、心よりお礼申し上げます☆
工事は終わりましたが、今後も末永くお付き合いさせていただけたら幸いです☆

新しい年が皆様にとって幸多き年になりますよう心からお祈り申し上げます☆★☆

前回、バラ染めについてのコメントを頂いたので、ご紹介します♪


秋は、春に比べて湿度が低いので、花びらを乾燥させるのにピッタリの季節です☆見頃のピークを過ぎた花を摘みます





バラ染め用に花色の濃いものを選び、赤色系と黄色系に分けて乾燥させています☆





秋に良く咲く黄色系のバラ

【パット・オースチン】
【ゴールデン・セレブレーション】
【バター・カップ】
【ゴールド・バニー】などなど




その後、乾燥した花びらを使い、染色します☆



黄色系の花びらで染色したストール



布は本場、群馬県産の絹を使っています☆




こちらは、バラ染めした糸を使った織物




真ん中の明るいベージュの糸がバラ染めしたものです
柔らかく暖かみのある色です☆



群馬県は、国産繭の４４％、生糸は約３０％を生産する日本一の蚕糸県です☆
群馬県民ならみんな知っている『上毛かるた』の中にも
【繭（まゆ）と生糸（きいと）は日本一】
【桐生は日本の機（はた）どころ】
【県都前橋　生糸（いと）の市（まち）】
【日本で最初の富岡製糸】という札があります

群馬の蚕糸業は、文献に明記されているだけでも１,２００年以上の歴史と伝統があります。
明治の日本国家を支えた生糸。その生糸の生産を近代化するために、日本で最初の模範工場となる富岡製糸場が明治５年に開業しました。官営工場としては、ほぼ完全に残る唯一の施設で、今もなおその美しさを保っています。

詳しくはこちらのHPをご覧下さい☆

富岡製糸場　世界遺産推進HP

上毛カルタと養蚕（群馬県HP）

11月も終わりに近づき、赤城ローズ＆ベリーガーデンでは、朝、霜柱が立つようになりました☆それでもバラの花は咲き続けているので、2、3日に1回は花殻摘みをしています。



摘んだ花びらは乾燥させて『バラ染め』に使います☆




【ラプソディ・イン・ブルー】
今年は、秋も良く咲いています☆



【ウィミー】




【ラジオタイムス】
秋も良く咲いています☆
とても良い香りで、「この香りが一番！」というお客さんもたくさんいらっしゃいます☆イングリッシュローズのカタログには掲載されなくなってしまったので、入手が難しい品種です。
ミツバチも香りにつられてやってきました☆

今日の前橋は、風もなく、とても穏やかな陽気でした☆
バラ園にあるブナの木の紅葉も鮮やかです☆




のんびり寝ていたあいちゃんも、写真撮影に付き合ってくれました☆







寒くなってきましたが、元気に咲いています

【ウィリアム・ヘム】








陽射しが暖かい赤城ローズ&ベリーガーデンの夕暮れでした☆