雑草対策(コンクリート)

テーマ:舗装の種類と価格
雑草対策、3日目はコンクリートですニコニコ(男の子)
土間コンクリート断面図
コンクリートを断面から撮影したものです。
下から順に、土・砕石・コンクリート
(濃いグレーと一番上の白い部分/乾いて白くなっています)です。
この写真のコンクリートの厚みは12cmあります。

これだけ頑丈にコンクリートで固めてしまえば
雑草もなかなか生えませんね。
しかし、施工するには素人には難しく
取り壊すのも専用の機械が必要なので
業者に頼むしかありません。
また、夏の晴れ照り返しは暑苦しい・・・


費用は1㎡あたり9000円~です。

内訳は
コンクリート10cm・砕石5cm・メッシュ鉄筋=6500円
下地処理・整地作業代 2500円


雑草対策としては、ちょっと高くて家には無理・・・エーン(女の子)
そう思われる方もいらっしゃると思いますが
費用の内訳は以下のようにいくつもの工程があります。

まず始めに、土台となる土の部分を平らに仕上げます。
土を整地します・コンクリートの下準備
簡単そうに見えますが、しっかり土を踏み固めて
デコボコのないようにするには職人技が必要です。
女性の化粧と同じで、下地がしっかりしていないと
上にいくら良い物を乗せても、上手く行かないですから
その要領と同じように下地の土はしっかり準備します。

次に「砕石・さいせき」という石を敷きます。
砕石敷き・コンクリートの下準備
厚みをしっかり定規で測りながら工事を進めて行きます。
砕石を平らにします・コンクリートの下準備
敷いた砕石も、もちろんデコボコを無くすために
専用の機械(転圧機・てんあつき)を使用してきれいに整えます。
この転圧機がとても重く、女性では持ち上げることができません。
圧力で平らにする機械なので、使いこなすのが難しいです。

やっと下地の工程が終わりました。
次は「メッシュ筋・めっしゅきん」という鉄筋の棒を敷きます。
メッシュ筋を配置・コンクリートの下準備
ただ単に置けば良いというものではなく、
並べ方を間違うとコンクリートが陥没してしまう恐れがあるため
やはりここでも、定規を使いながら慎重に作業します。

鉄筋を正確に並べた後、やっとコンクリートを流し込み作業です。
コンクリートの流し込み
流し込みながら、鉄筋の間にまんべんなく行き渡るように
かき混ぜつつ、固まらないうちにコテでしっかり伸ばします。

コンクリート流し込み作業
ここは職人の腕の見せ所です。
現場の中でも一番盛り上がるシーンですよニコニコ(男の子)


以上のような複雑な工程を経て、コンクリートは完成します。
コンクリート打ちたてホヤホヤ

養生期間は季節により変わりますが、1週間程度は
重い物を乗せない方が良いです。


コンクリート工事費用1㎡あたり9000円が高いか安いかは
お客様の判断にお任せしますが
施工する場合はしっかりした工程で行いますのでご安心下さい。


次回はマサド(真砂土)での雑草対策をご案内しますアップ
コンクリートのような人工的なものはちょっと・・・
という方にはおすすめですハート2
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