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田坂広志多摩大教授 内閣官房参与

テーマ:ブログ
安全以上に信頼が重要
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東京電力福島第一原発事故後に内閣官房参与に就任し、事故対応やエネルギー政策で
菅直人首相に助言を続ける田坂広志多摩大教授へのインタビュー記事です。デイリー東北より

 ―事故が日本の原子力政策に与えた影響は。

「これまであいまいにしてきた問題がすべて白日の下にさらされ始めた。原発の規制官庁と推進官庁が同じ組織にあることは誰もがおかしいと思っていた。
『安全神話』だけでなく、原子力(の発電コスト)は安いという『安価神話』も疑われ始めている。
放射性廃棄物の最終処分問題にも注目が集まるだろう」

 ―内閣官房参与としての問題意識は。

「私はもともと原子力の技術者。日本の技術こそが世界で最も安全な原子力を育てていけると信じていた。
しかし世界の原子力事故の大半は組織や制度が原因だ。
日本の組織や制度に、私も懸念を抱いていたが事故を止められなかった。
その責任感からこの仕事を引き受けた」

「菅首相の延命策との批判もあるが政局に興味はない。
誰が首相であろうとも、国民の立場に立って原子力行政の信頼回復と原子力政策の転換を進言するのが私の仕事」

 ―玄海原発の再稼働問題をどう見るか。

「安全と安心以上に重要なのは『信頼』。『安全だ』と言っている主体が信頼されなければ全く意味がない。
従来のままの原子力安全・保安院が、従来のルールで確認して安全宣言を出し、地元首長も了承したから再稼働、という3月11日以前の手法では国民の
信頼と納得は得られない」

 ―再稼働を前にした新たな安全評価の実地表明は、唐突に映った。

「官邸は思い付きで動いているわけではないが、いつも説明が足りないため誤解が生じる。それが残念だ。
手順論で混乱が生じたことは遺憾だが、結果として国民の信頼を得られる方向になったのではないか」            
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MC斬鎌

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