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三菱化成の合弁企業による放射性廃棄物投棄問題

テーマ:ブログ
原発輸出に関連して、三菱化成の合弁企業による放射性廃棄物投棄問題があります。

自国の国土、海洋を汚し、外国も汚染する。

日本は環境に対するテロ国家になったんでしょうか。

三菱化成の合弁企業による放射性廃棄物投棄問題に関してはここに詳述されています。
japan.nonukesasiaforum.org/japanese/japan/tokio16.htm

放射性物質に汚染されたがれきやごみのの処理(1)
以下は 『Wasted Lives~ふみにじられた生命~』 
RADIOACTIVE POISONING IN BUKIT MERAH:ブキメラ放射能汚染) 、の一節です。

1982年のある夕暮れ、散歩していたチョン・キム・チョイじいさんはイポーの郊外の村の工場のゴミ捨て場から湿った廃棄物の袋を家に持ち帰った。肥料だと教えられ、彼はその袋の中身をまるごと彼の畑の

マンゴーの木の根本にやった。

 「肥料」は実は恐るべき放射能だった。何年もの間それはトラックに積まれて、毎日のようにブキメラの畑、道路わき、そして川に運ばれてすてられていたのだった。三菱がその一部を所用するアジア・レアア

ース(ARE)によって。

 怒りに満ちて、1万人以上の住民たちはAREを裁判に訴えた。しかし、すでに始まっていた病気と死を、合法的な行動で押しとどめることはできなかった。

 1985年、溶接工、靴職人、一般労働者、年金受給者、床屋、トラクター運転手、クレーン操縦者、そして死を間近にしていたガン患者という8人の男たちが、かれら自身とペラ州のブキメラ村とその周

辺の1万名あまりの住民を代表して、アジア・レアアース社を訴えた。かれらはイポーの近くにあるかれらの村にあるこの希土類金属(レアアース)の工場の閉鎖を望んでいた。なぜならその工場の廃棄物が、か

れらの生命を危険にさらしていたからである。

 10年以上前、三菱の合弁会社の工場が操業を開始したとき、住民たちはほどなく、この工場が発する、呼吸困難を引き起こし催涙性のある刺激性の煙と悪臭に対して文句を言い始めた。さらに悪

いことが起こり始めた。頻繁な咳の発作と風邪だけではなく、白血病、子どもの死亡、先天性の病気、そして鉛による汚染の急速な増加によって示されるように、住民の健康は悪化した。

 マレーシア裁判史上初めて、地域社会全体が環境問題に対して、住民の健康と環境を放射能汚染から守るために行動に立ち上がったのである。




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