無題。〔16〕

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今日は長いひとりごとです。

休日は2日間とも家から外に出なかった豆砂利。
家にずっといて、飽きるかと思いきや
今朝も2人で激しく登園渋り。
園バスに乗り遅れてしまったので
車で送って行くと、担任の先生が
心配してくださいました。
「音体練習が嫌なんでしょうか..」と。
たしかに今日も近くの体育館で合同練習ですが
最近は練習をそれなりに楽しみ始めたように
見えたのです。
「ただ、家で遊んでいたいだけではないかと...。」
泣きわめく豆砂利と格闘すること20分。
やっと車から2人を引きずり降ろし
疲れ果てて玄関にへたり込む二人と
これまた寂しそうな表情をされた担任の先生を残し
園をあとにしました。

私の両親は、母親の育て方が原因だと言います。
要は ‘甘やかしている’ からです。
私は、自分は厳しく育てられたと思っていて
小さい頃は特に、抵抗するなどということは
考えたこともないような子どもでした。
親が「行け」と言えば行く。
「行くな」と言われれば行かない。
親の言うとおりにしていれば間違いない。
怒られる事もないのだ。と、
ある意味、‘信頼’ していたのです。

でも、もう一度書きますが
その ‘信頼’ の土台には、親に怒られるという
‘恐怖’ があります。
土台が何で出来ていようと、小さい頃は
気が付きませんでした。
年月が経って、ある時気が付くのです。
自分には ‘自分’ が無い と。
偽の土台は揺らぎ、悩みます。

私は子育てをしていて
じいさん、ばあさんにどんなに注意されても
絶対やめないと決めていることがあります。
それは、
子どもの気持ちを無視すること。
無視することは、諦めを与え
無視させることに繋がります。

私は人生のここぞ!という時に
自分の気持ちを親に伝えられなかった。
後悔しています。
今のところ、後悔しています。

私は、豆砂利が抵抗すると何故か
抵抗できることに安堵感を覚えます。
「何で保育園に行かなきゃいけないの?」
「何でお家で遊んでちゃいけないの?」
私はその疑問を大人に近くなってから
感じた気がします。

私は今、人生の折返し地点に来て
豆を授かったことに充足感を感じています。
両親とも一緒に生活し、好きな仕事を
続けられて幸せです。
両親は ‘良い子’ だった子どもが
変わってしまった時は驚いたでしょう。
でもちょっと遅かった。
もっと早くはじけて(?)いれば
もっと違うことが出来たかもしれない。
もっと自分に自信と勇気があったら
もっともっと違うことが出来たかもしれない。

バカな親ですが
精一杯豆の将来を意識しています。
いつか息子達が
自分で決めた夢を、私に話してくれることが
今の私の夢です。
結果がでるのは何年後かな...。
それまで、自分を信じて、子どもを信じて
さんざん抵抗してもらいたい。
いいよ、明日も。
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プロフィール

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ゆうこ

【ほんだ ゆうこ】
新潟県燕市うまれ燕市育ち。
フリーランスで
ガーデンデザインを
やっています。
主婦の目線で
ひとつでも多くの
要望『夢』を実現すべく
設計専門で奮闘しています。
7歳の双子の兄弟(通称:豆砂利)
を子育て中です。

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