バラの雪囲い 富山の冬の風物詩
テーマ:ブログ
2016/11/23 19:42
今年もこの時期がやってまいりました。
あいやまガーデン年末の大仕事 「バラの雪囲い」
積雪により枝が折れるのを防ぐために
250種3000本のバラを1本ずつ丁寧に雪囲いしていきます。
富山県では湿った重い雪がたくさん降るので
大事な枝が折れたり、太い枝が雪で潰され根元から株が裂けてしまうことがあります。
大事な植物を雪に台無しにされてたまるものか。
ということで、あいやまガーデンも含めて富山県の庭師たちは
雪囲いや雪吊りに大忙しなのです。
こちらが完成形です。
あいやま流バラの雪囲いを説明しましょう。
まず、株の上から3分の1ほどの小枝を切り落とします。
小枝が無くなることで株の上に積もる雪の面積が減ります。
次に棒を立てます。
縄で枝を絞った時の縄の位置を想像しながら立てるのですが、
棒の位置が株から近すぎても遠すぎてもやりづらいのです。
最後に縄で絞ります。
小さいもので1ヶ所、背の高いもので2ヶ所絞ります。
なるべく株の頭が小さくなるように、上の方でしっかりと絞ることが大切です。
はじめに縄を棒に結んでから株を巻いていくのがポイントです。
バラの棘により、手袋も合羽も激しく消耗するこの大仕事。
全てを完了したときには、バラ園が冬の風情に包まれます。
もうしばらくしたら、静かな冬景色の園内も紹介したいと思います。
あいやまガーデン年末の大仕事 「バラの雪囲い」
積雪により枝が折れるのを防ぐために
250種3000本のバラを1本ずつ丁寧に雪囲いしていきます。
富山県では湿った重い雪がたくさん降るので
大事な枝が折れたり、太い枝が雪で潰され根元から株が裂けてしまうことがあります。
大事な植物を雪に台無しにされてたまるものか。
ということで、あいやまガーデンも含めて富山県の庭師たちは
雪囲いや雪吊りに大忙しなのです。
こちらが完成形です。
あいやま流バラの雪囲いを説明しましょう。
まず、株の上から3分の1ほどの小枝を切り落とします。
小枝が無くなることで株の上に積もる雪の面積が減ります。
次に棒を立てます。
縄で枝を絞った時の縄の位置を想像しながら立てるのですが、
棒の位置が株から近すぎても遠すぎてもやりづらいのです。
最後に縄で絞ります。
小さいもので1ヶ所、背の高いもので2ヶ所絞ります。
なるべく株の頭が小さくなるように、上の方でしっかりと絞ることが大切です。
はじめに縄を棒に結んでから株を巻いていくのがポイントです。
バラの棘により、手袋も合羽も激しく消耗するこの大仕事。
全てを完了したときには、バラ園が冬の風情に包まれます。
もうしばらくしたら、静かな冬景色の園内も紹介したいと思います。
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