冬囲いについて
こんにちは 福井です。
季節的に、樹木の冬囲いについて気になる季節になりました。
以前 アップしましたブログ内容より抜粋しましてもう一度 コニファーの『 冬囲いの仕方 』についてご説明いたします
以前アップしたブログ→『 コニファーの冬囲いの仕方 』
材料
①晒し竹(さらしたけ)、木の角材、雌竹、根曲がり竹、塩ビ類で出来た支柱等の支柱材。
②冬囲い用のあら縄、ビニールの紐等の ヒモ類
③ コモ、ビニール製の冬囲い用シート、寒冷紗等の シート類
目的
雪の重みでコニファーが折れてしまうのを防ぎます。
雪から飛び出た頭が、冷たい風で枯れてしまうのを防ぎます。
その1
①コニファーの下の幹に縄を縛り付け、下から葉っぱを束ねるような感覚でぐるぐる巻きます。
優しすぎても、キツ過ぎてもいけませんので、コニファーが痛がらない程度に締めながら巻いていきます。
最後はテッペンの幹がしっかりしている辺りで簡単に結びます。
その2
次は支柱設置です。
上記に書いたような、コニファーの樹高よりも長い支柱材をご用意ください。支柱材は数シーズンは使えるかと思いますので長さに多少余裕があっても良いかと思います。
支柱を3本~5本程度木の周りに差し込んでください。
(その時、幹に近すぎると根に傷が付きますので、絵のような感覚で適度に離してください)
支柱がグラグラしない程度に支柱を土に差し込んでください。
①の場所を一番先に結びます。本来ならこの結びは『男結び』という結びが一般的ですが、キツくしばれるようになるまで時間がかかりますので、固く結べる他の縛り方で良いかと思います。
①の部分は縄を支柱に多少絡めて、支柱がずれないようにしてください。
次に②の場所も絵のように支柱に絡めながら、きっちり巻いて支柱を抑えます。(思い切り強くすることもありませんが、きっちりしっかり固定してください)
その3
そして、上記に書いたようなシート類で覆います。
絵のようにシートを少し斜めにして使うと、広い範囲をゴワゴワすることなく巻くことができます。
コニファーに合った大きさのシートを選んでください。
1枚で足りない場合は、シートを増やして巻きます。
その4
シートを巻いたら、上から順番にしっかりと結んで行きます。
その時、ぐるりと巻いたヒモを1箇所、シートに穴を開けて中の竹に絡ませると、ヒモが上に上がってくるのを防げます。
後はシートの終わりと、下の裾の部分がバタバタしないように結んでおきます。シートの裾の長さがバラバラになってしまうときは、長い部分を中に折り込むと裾がきれいに仕上がります。
※あくまで参考になりますので、各ご家庭の事情や樹木の様子を見ながら、安全に作業ください!
コニファーの他に広葉樹の冬囲いの方法も過去にアップしておりますので、気になる方は
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