芝の手入れをしやすい外構・庭

テーマ:加藤 滋

昨日は、雨が降ったり止んだりの天気で、事務所で外構の打ち合わせ2件をしました。今はCADの立体画面をお客様と見ながら打ち合わせをして、その場で変更できて便利になりました。

昔の手書きの図面の時代の苦労は相当だったと思います。

 

さて、芝生をお庭や駐車場に使うか悩んでいる方も多いと思います。

「芝生は管理が大変だ」というイメージがかなりあると思います。

芝の手入れの4大作業は水遣り・芝刈り・肥料・エアレーションではないでしょうか。

この中でも、今の時期大変なのは、芝刈りです。毎週芝刈りすれば、美しい芝になります。

芝刈りの作業の負担を軽くするには、お庭を設計するときに注意したいポイントがあります。

なるべく、芝刈り機で芝を刈れるようにすることです。手動式・電動式どちらでもよいですが、芝刈り機なら芝刈りも楽です。

そのために、

①芝生の張る形をあまり複雑にしない。

②芝生を一定勾配で貼って、ねじらない。

③芝生の端部は壁を立ち上げない。レンガなどで縁取りをして、端部の芝も芝刈り機で刈れるようにする。

芝エッジ

芝の端に壁があると、芝刈り機のタイヤがあたって、刈れません。すると端のみ、ハサミか鎌や手持ちのバリカンで刈ることになり大変です。

長い目でみると、芝の端部は根が進めなくて、他の部分より盛り上がってくるため、スコップなどで切り取る作業も必要になります。

芝エッジ

 

いろんな制約があるとは思いますが、できてからのメンテナンスも少し頭に入れた提案をしたいです。

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