今月の庭(2月)

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今月の庭(2月)
この異常な気象は温暖化の産物なのでしょうか?
お約束通り、色々と調べさせて戴きましたところ、土の中で
は春に向けて微生物が活動していることが分かりました。厳し
い寒さを感じてはいますが、春は確実に近づいています。春の
準備を始めましょう。
今月は「土の中の春」を感じて下さい。

1.剪定
○イチジク、カキ、ナシ、ブドウ、モモ、ミカン等果樹類の
剪定時期です。

2.移植
○常緑樹(針葉樹)
カイズカイブキ、カヤ、キャラ、クロマツ、ゴヨウマツ、スギ
モミ、ヒマラヤシーダ等
○落葉樹
ウメ、カイドウ、カエデ、キンシバイ、ケヤキ、コデマリ、コ
ブシ、サクラ、サンシュウ、シラカバ、ナナカマド、ニワトコ
ネコヤナギ、ハナミズキ、ビヨウヤナギ、ボケ、ユキヤナギ、
レンギョウ等
上記の庭木が移植可能です。
(注)
○ナナカマド、ニワトコは上旬から、ケヤキ、サンシュウ、ユ
キヤナギ等は中旬から3月にかけて行う。
○果樹(イチジク、ウメ、カキ、ナシ、モモ、ブドウ等)は中
下旬に行う。

3.繁殖
○接ぎ木:バラは今月が適期ですが、温かい日が続くのを確認
してから行いましょう。

4.保護・養生
○エニシダ、ピラカンサス、その他生垣で伸び過ぎたものは、
根切とともに施肥をする。
○暖かい日が続く前に防寒物、幹巻きコモを除去し、焼却する。

5.施肥
○庭木の寒肥は早めに終わるようにします。

6.病虫害対策
○テングス病、コウヤク病、コブ病は焼却処置をします。
○ミノムシは、葉が出る前に捕殺します。
○カイガラムシの駆除をします。
○マツケムシは、補虫の幹巻きコモ毎焼却します。

7.花壇
○バラは、接ぎ木と同様に剪定が適期です。

 大雪による被害を受けた方々にお見舞い申し上げます。
 日々着雪の処理に追われていることと思いますが、植物は、
その場から逃げる事ができません。現況を唯々受け入れる他あ
りませんので、温かい手を差し伸べて下さ
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プロフィール

竹庭の小路に添う石の小川

オフィス・ワタナベ

樹木医を目指しながら、庭の設計をしています。静岡県にある美術館のレストランの庭や癒しを推進するクリニックの茶庭が代表作です。
まだまだ駆け出しですので宜しくお願いします。
この他、盗聴・盗撮バスターや親会社からのフランチャイズ店舗のシークレット調査も行っています。(公安委員会届出済・社団法人日本調査業協会会員)

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