今月の庭(2月)
テーマ:ブログ
2014/02/20 10:19
今月の庭(2月)
この異常な気象は温暖化の産物なのでしょうか?
お約束通り、色々と調べさせて戴きましたところ、土の中で
は春に向けて微生物が活動していることが分かりました。厳し
い寒さを感じてはいますが、春は確実に近づいています。春の
準備を始めましょう。
今月は「土の中の春」を感じて下さい。
1.剪定
○イチジク、カキ、ナシ、ブドウ、モモ、ミカン等果樹類の
剪定時期です。
2.移植
○常緑樹(針葉樹)
カイズカイブキ、カヤ、キャラ、クロマツ、ゴヨウマツ、スギ
モミ、ヒマラヤシーダ等
○落葉樹
ウメ、カイドウ、カエデ、キンシバイ、ケヤキ、コデマリ、コ
ブシ、サクラ、サンシュウ、シラカバ、ナナカマド、ニワトコ
ネコヤナギ、ハナミズキ、ビヨウヤナギ、ボケ、ユキヤナギ、
レンギョウ等
上記の庭木が移植可能です。
(注)
○ナナカマド、ニワトコは上旬から、ケヤキ、サンシュウ、ユ
キヤナギ等は中旬から3月にかけて行う。
○果樹(イチジク、ウメ、カキ、ナシ、モモ、ブドウ等)は中
下旬に行う。
3.繁殖
○接ぎ木:バラは今月が適期ですが、温かい日が続くのを確認
してから行いましょう。
4.保護・養生
○エニシダ、ピラカンサス、その他生垣で伸び過ぎたものは、
根切とともに施肥をする。
○暖かい日が続く前に防寒物、幹巻きコモを除去し、焼却する。
5.施肥
○庭木の寒肥は早めに終わるようにします。
6.病虫害対策
○テングス病、コウヤク病、コブ病は焼却処置をします。
○ミノムシは、葉が出る前に捕殺します。
○カイガラムシの駆除をします。
○マツケムシは、補虫の幹巻きコモ毎焼却します。
7.花壇
○バラは、接ぎ木と同様に剪定が適期です。
大雪による被害を受けた方々にお見舞い申し上げます。
日々着雪の処理に追われていることと思いますが、植物は、
その場から逃げる事ができません。現況を唯々受け入れる他あ
りませんので、温かい手を差し伸べて下さ