雨の日の仕事
雪吊り講習会
30、31日と造園連の仙南地区の分会が集まって雪吊り講習会が行われました。
親方と二人で参加してきました。
あいにくの雨でしたが総勢70名あまりの職人さん達が集まりました。
講師の先生は柴田造園の平間榮雄さんです。
初日はワラボッチ作りと根藁の講習でした。
当然ワラボッチなんて作ったことはありません。先生が見本をあっという間に編み上げ、意外と簡単かもと思いました。大事なことは「藁や縄に逆らわない」ということだそうです。
実際ワラボッチを作ってみることに
藁を揃えて束にして縛って藁を数本両手につかみ・・・・・編み始めがわかりません
周りの人に聞いたり先生に教えてもらってやっと編み始めました。
なんとか上まで編み終わり頭を留めるところでまたさっぱりわからんどうやって留めるんだっけ・・・
側にいた親方に留め方を聞きなんとか留めることができました。出来上がったワラボッチはそれはもう悲惨な出来でした
見るのとやるのは大違いでした。
次に根藁を教えてもらいました。樹の根元に藁を束ねたものを巻いていきます。巻いたら仕上げに松、竹、梅結びなどの飾り結びをします。この飾り結びも初体験です。頭がまたもやパニックです
株立ちに巻くやり方も教わりました。
練習では杭に根藁を行いました。飾り結びの松と竹は何とか出来るようになりました。
親方も梅に挑戦です。
さすがです
初日の講習は終了です。
すごい頭が疲れました
二日目は雪吊りの講習です。
実際に先生が松に雪吊りをしてやり方も教えていただきました。
綺麗です。
昨日と違うワラボッチの編み方も教わりました。
雪囲いも教えていただきました。
講習の最後にそれぞれ作品を作りました。
昨日上手くできなかったワラボッチを作りました。
左が初日に作った悲惨なワラボッチです。我ながら上達したなと思います
白石では雪吊りや雪囲いをするほど雪が降らないのでまずやる機会はありません。 覚えるには会社の松などで練習するしか覚える機会がないので手が空いたときにやってみたいと思います。
自分たちが技術を習得し、またその下の世代に伝えていければと思います。
二日間教えて下さった先生方ありがとうございました。 「藁や縄に逆らわない」ということを肝に銘じて技術を磨いていきたいと思います。