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三菱重工原発

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三菱重工から献金をもらった人が「三菱重工原発」を審査(ストレステスト)する?

三菱重工原発
1月6日(金)経産省入口と経産省内のストレステスト聴取会の会場で、衝撃的なビラが福島原発事故緊急会議と経産省前テントひろばの人々の共同で配布された。その数1000枚。そのビラの要旨(A4版両面)を紹介します。
 
岡本、阿部、山口の「利益相反」3教授はストレステスト委員を辞任せよ!の見出し。
岡本はストレステストに係る意見聴取会の司会進行役で、従来から悪い役目を果たしている人。委員11人中9人が御用学者。そのうちの3人が金まみれ委員。利益相反=「1人の人間が泥棒と警察の両方をやること」はみとめられない、とキビシク批判した内容。

 ・うら面は、安全委員24人に8500万円 - 06年~10年度寄付が原子力業界から。原発審査の中立性は保たれるか?(朝日新聞1月1日号から)

 阿部豊(筑波大教授)は三菱重工業から500万円、岡本幸司(東大教授)は三菱重工業から200万円など、9名の氏名と金額、本人の釈明などが掲載されている。電力会社の元幹部は「寄付でパイプをつくった先生の原発アドバイスを事前にうければ(原発の)審査でもめない」と語る。   

   
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 ストレステストに係る意見聴取会は今回で6回目。利益相反ありと見られている岡本委員は、相変わらず保安院側の席次中央にすわり、危険を訴え続ける委員の発言を押さえつけるかのように進行する。電力会社は2、3人しか発言しないにも関わらず10人ほどの大所帯で出席×2(関電、北電)している。

 電力会社の資料は、実はどの原子炉についてもほとんど同じ構造だ。彼らは1つの電源が喪失しても次の段階で代替案を用意して、過酷事故に至らないストーリーを作ってくる。しかしそれは紙の上で作ったもので、二重三重の備えというには程遠い。
 例えば、予備の電源車は津波に備えて高台に配置するという対策案。(大津波が来れば当然、大地震も起きると想像できるのだが、原子力業界は違うらしい)高台に置いた電源車は、がけ崩れにも遭わないし、ケーブル切断という心配もなく、高台の海抜高さを確認する質問だけで、話はおわり。
 
様々な予備対策は、その実効性を確認してはじめて「有効な手段」とするべきだ、という数名の委員の発言は、保安院席に鎮座する進行役によって遮られてしまう。
 
これでは、何回会議を繰り返しても、脆弱なところは見えてこない。
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