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明治粉ミルクに放射性セシウム
テーマ:ブログ
2011/12/12 17:06
明治粉ミルクに放射性セシウム
埼玉県の空気で汚染だという事は、その時期加工され既に消費された食品にも同様の汚染の可能性がありますよね。
6月ごろのプレスリリースでは、ほぼ全ての粉ミルク国内メーカーは自主検査をせずに国の発表に安全を依拠していました。
検出限界値は各メーカーでばらつきがあります。
メーカーを選ぶ際に参考にされては。
http://www45.atwiki.jp/seizousho/pages/230.html
【参考】東京都の浄水場の検出限界値:6ベクレル/1L、埼玉県の浄水場の限界値:0.5ベクレル/1L
●すべての飲料は20ベクレルを下回った段階で「不検出」とし、製品化している。(限界値以下で検出された場合の数値は非公表。)
そのため、20ベクレル以下で検出されていても出荷される予定はあるとのこと。
以下
2011.12.07.粉ミルクにセシウム東京新聞より抜粋
粉ミルク国内最大手の明治は六日、生後九カ月以降の乳児向け粉ミルク「明治ステップ」(八百五十グラム缶)の製品の一部から一キログラム当たり最大三〇・八ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。
国の暫定規制値は同二〇〇ベクレル。同社は約四十万缶を無償交換する。
東京電力福島第一原発事故後、粉ミルクからのセシウム検出は初めて。
これまで厚労省や自治体が行った食品の抽出検査では、粉ミルクは対象となった三十二検体全てで検出限界値未満だった。
(中略)
交換対象となるのは、賞味期限が二〇一二年十月三~六日と、同月二十一~二十四日の製品。
加工されたのは今年三月十四日~二十日で、原料などを溶かした水に熱風を当てて乾燥させた際、大気中のセシウムが混入した可能性が高いという。
(略)
対象の製品は四月中に缶に詰めて出荷。
十一月下旬になって自主検査をした購入者から「放射性物質が検出された」と指摘を受け、同社で検査したところセシウムが確認された。
原料の脱脂粉乳などは、大半を米国や豪州などから輸入しており、一部が北海道産だが、
いずれも東日本大震災前に生産。製造過程で使う水からも放射性物質は検出されておらず、同社は製造段階が原因とみている。
小さい子どもを持つお母さん・お父さんたちの不安と憤りは強い。
問い合わせは同社お客様相談センター=フリーダイヤル(0120)077369=へ。
9月に同じ明治を舞台に起きた給食の牛乳問題は一体どうなるのかという疑問がわく。
10月、東洋経済誌に明治乳業の学校給食用牛乳のセシウム汚染問題が取り上げられた。
測定をしたのはたんぽぽ舎にある放射能汚染食品測定室、依頼をしたのは町田市議会議員の吉田つとむ氏だ。このとき町田市の学校給食用牛乳からキログラムあたり6ベクレルのセシウムが検出された。
吉田市議は直ちに明治に対し公開質問状を出し、町田市には学校給食の放射能測定を要請した。
明治の回答は「(集荷地域にある)各自治体等の調査結果において、放射性物質は暫定規制値を大きく下回り安定しております。
したがいまして、牛乳の安全性は確保できているものと判断しております」という木で鼻をくくる回答。
セシウムが入った原因や対応策の説明は全く無かったという。
町田市もまた、まるで人ごとのような対応だったと吉田市議は語っている。
10月29日週刊東洋経済より
隣の武蔵野市では同様に5ベクレルのセシウム汚染が見つかった牛乳(明治ではない)を給食に出すことを中止している。
町田市と同じ明治の牛乳を使っていた世田谷区などでは自主的に区で検査をする体制を取るという。
すぐに成果が現れないとしても、粘り強く迫り続けることが、企業の態度を変えさせる唯一の道だと言うことを、今回の明治の対応が表しているのではないだろうか。
たまたま粉ミルクを飲んでしまった子どもたちの健康にはおおきな不安が残るかもしれないが、少なくても発見して取り除くことが出来たことで、この明治については汚染粉ミルクが出回る可能性は無くなったのだとしたら、今後の被曝量を低く出来た(残念ながらゼロには出来ないが)と考えるほかは無い。
町田市の吉田市議のような取り組みが日本中で出来れば、明治のように対応を変えさせることが可能だろう。文科省の「キログラムあたり40ベクレル基準」などという恐ろしく高い基準を、自らの手で変えさせることも出来る。
埼玉県の空気で汚染だという事は、その時期加工され既に消費された食品にも同様の汚染の可能性がありますよね。
6月ごろのプレスリリースでは、ほぼ全ての粉ミルク国内メーカーは自主検査をせずに国の発表に安全を依拠していました。
検出限界値は各メーカーでばらつきがあります。
メーカーを選ぶ際に参考にされては。
http://www45.atwiki.jp/seizousho/pages/230.html
【参考】東京都の浄水場の検出限界値:6ベクレル/1L、埼玉県の浄水場の限界値:0.5ベクレル/1L
●すべての飲料は20ベクレルを下回った段階で「不検出」とし、製品化している。(限界値以下で検出された場合の数値は非公表。)
そのため、20ベクレル以下で検出されていても出荷される予定はあるとのこと。
以下
2011.12.07.粉ミルクにセシウム東京新聞より抜粋
粉ミルク国内最大手の明治は六日、生後九カ月以降の乳児向け粉ミルク「明治ステップ」(八百五十グラム缶)の製品の一部から一キログラム当たり最大三〇・八ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。
国の暫定規制値は同二〇〇ベクレル。同社は約四十万缶を無償交換する。
東京電力福島第一原発事故後、粉ミルクからのセシウム検出は初めて。
これまで厚労省や自治体が行った食品の抽出検査では、粉ミルクは対象となった三十二検体全てで検出限界値未満だった。
(中略)
交換対象となるのは、賞味期限が二〇一二年十月三~六日と、同月二十一~二十四日の製品。
加工されたのは今年三月十四日~二十日で、原料などを溶かした水に熱風を当てて乾燥させた際、大気中のセシウムが混入した可能性が高いという。
(略)
対象の製品は四月中に缶に詰めて出荷。
十一月下旬になって自主検査をした購入者から「放射性物質が検出された」と指摘を受け、同社で検査したところセシウムが確認された。
原料の脱脂粉乳などは、大半を米国や豪州などから輸入しており、一部が北海道産だが、
いずれも東日本大震災前に生産。製造過程で使う水からも放射性物質は検出されておらず、同社は製造段階が原因とみている。
小さい子どもを持つお母さん・お父さんたちの不安と憤りは強い。
問い合わせは同社お客様相談センター=フリーダイヤル(0120)077369=へ。
9月に同じ明治を舞台に起きた給食の牛乳問題は一体どうなるのかという疑問がわく。
10月、東洋経済誌に明治乳業の学校給食用牛乳のセシウム汚染問題が取り上げられた。
測定をしたのはたんぽぽ舎にある放射能汚染食品測定室、依頼をしたのは町田市議会議員の吉田つとむ氏だ。このとき町田市の学校給食用牛乳からキログラムあたり6ベクレルのセシウムが検出された。
吉田市議は直ちに明治に対し公開質問状を出し、町田市には学校給食の放射能測定を要請した。
明治の回答は「(集荷地域にある)各自治体等の調査結果において、放射性物質は暫定規制値を大きく下回り安定しております。
したがいまして、牛乳の安全性は確保できているものと判断しております」という木で鼻をくくる回答。
セシウムが入った原因や対応策の説明は全く無かったという。
町田市もまた、まるで人ごとのような対応だったと吉田市議は語っている。
10月29日週刊東洋経済より
隣の武蔵野市では同様に5ベクレルのセシウム汚染が見つかった牛乳(明治ではない)を給食に出すことを中止している。
町田市と同じ明治の牛乳を使っていた世田谷区などでは自主的に区で検査をする体制を取るという。
すぐに成果が現れないとしても、粘り強く迫り続けることが、企業の態度を変えさせる唯一の道だと言うことを、今回の明治の対応が表しているのではないだろうか。
たまたま粉ミルクを飲んでしまった子どもたちの健康にはおおきな不安が残るかもしれないが、少なくても発見して取り除くことが出来たことで、この明治については汚染粉ミルクが出回る可能性は無くなったのだとしたら、今後の被曝量を低く出来た(残念ながらゼロには出来ないが)と考えるほかは無い。
町田市の吉田市議のような取り組みが日本中で出来れば、明治のように対応を変えさせることが可能だろう。文科省の「キログラムあたり40ベクレル基準」などという恐ろしく高い基準を、自らの手で変えさせることも出来る。
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