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やらせの常態化

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電力会社のやらせの常態化


東京新聞が電力会社のやらせの常態化をスッパ抜いています。

東京新聞が電力会社のやらせの常態化をスッパ抜いています。




『賛成』大半が締め切り日に集中。女川「やらせ」シンポだけでなく 意見公募も疑惑の声



原発に関するシンポジウムでの「やらせ」が相次いで明らかになっている。

 経済産業省の第三者調査委員会の中間報告会では、東北電力女川原発(宮城県女川町、石巻市)についても国が主催した住民説明会でのやらせ疑惑を指摘した。

同原発ではプルサーマル計画をめぐるパブリックコメントでも「動員」があった疑いがあるとして、市民団体が調査するよう求めている。(小国智宏)



市民団体が問題視

 先月三十日に発表された中間報告ではプルサーマル計画をめぐる
①二〇〇五年十月の九州電力玄海原発
②〇六年六月の四国電力伊方原発
③〇七年八月の中部電力浜岡原発―の三件のシンポジウムで、経産省原子力安全・保安院の職員が電力会社側に動員を要請するなどのやらせがあったと認定した。

このほか、女川原発でのやらせ疑惑とは、〇六年十月二十八~二十九日に石巻市と女川町で計三回開かれた耐震安全性に関する住民説明会。
保安院の職員が動員に関与した疑いがあるという。


市民団体「原子力発電を考える石巻市民の会」は、これとは別のプルサーマル計画をめぐるパブリックコメントの募集を問題視している。(中略)

 石巻市民の会の日下郁郎さんは「前日までは約六十件だった賛成意見は、締め切り日になって急に五倍に増えた。
明らかに不自然で、組織的な動員があったとしか考えられない」と指摘する。(中略)

東京新聞が電力会社のやらせの常態化をスッパ抜いています。


 シンポなどのやらせ問題をめぐっては、第三者委の中間報告以外でも、北海道電力が泊原発のシンポで社員らを動員していたことなどが発覚。

全国でやらせが常態化していた疑いが強く、第三者委の徹底的な調査が求められている。
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