考えましょう!未来へ
役に立たない電源車
テーマ:ブログ
2011/08/09 12:54
役に立たない電源車
政府や電力会社は、各地の停止中の原発の再稼働をもくろんでいますが、地元でもさすがに反対が強く、なんらかの対策を施すようです。
そこで目玉として声高に唱えられたのが「電源車」。
電源車を備えることで福島第一原発のような過酷事故を防ぐことができる、という触れ込みです。
原発の全電源喪失(ステーションブラックアウト)は必ず炉心損傷に至りますので、電源の確保は非常に重要です。
ところが、国による原発の審査では、たとえ全電源喪失となっても、電源車が一定時間以内に到着するので長期間の全電源喪失は考えなくても良いとされてきました。
この「手抜き」こそ、今回の福島第一原発事故の大きな原因です。
今回、福島第一原発にも電源車は到着しているのです。
ところが、電源車は今回の事故で役に立ちませんでした。
電気を受ける側、受電設備が水(それも塩水)をかぶって使えない状況だったからです。
政府や電力会社は電源車を確保することで原発の再稼働を狙っていますが、ごまかし以外のなにものでもありません。
政府や電力会社は、各地の停止中の原発の再稼働をもくろんでいますが、地元でもさすがに反対が強く、なんらかの対策を施すようです。
そこで目玉として声高に唱えられたのが「電源車」。
電源車を備えることで福島第一原発のような過酷事故を防ぐことができる、という触れ込みです。
原発の全電源喪失(ステーションブラックアウト)は必ず炉心損傷に至りますので、電源の確保は非常に重要です。
ところが、国による原発の審査では、たとえ全電源喪失となっても、電源車が一定時間以内に到着するので長期間の全電源喪失は考えなくても良いとされてきました。
この「手抜き」こそ、今回の福島第一原発事故の大きな原因です。
今回、福島第一原発にも電源車は到着しているのです。
ところが、電源車は今回の事故で役に立ちませんでした。
電気を受ける側、受電設備が水(それも塩水)をかぶって使えない状況だったからです。
政府や電力会社は電源車を確保することで原発の再稼働を狙っていますが、ごまかし以外のなにものでもありません。