まゆ玉飾りって。
テーマ:ブログ
2011/01/14 10:39
今日は朝から母が小豆を煮ていて
家中あんこの匂いが漂っております。
先日、玄関に『まゆ玉飾り』をしました。
このまゆ玉飾りは、各地にもあるように
小正月に五穀豊穣や商売繁盛を願って
縁起物をミズキの枝に飾り付ける伝統行事です。
この辺りでは、どこの家にもあるというわけではないですが
飾ると、どんよりした冬の間が華やかになるので
我が家では10年くらい前から飾るようになりました。
豆砂利の保育園にも飾られていて
その豪華な様子がとても羨ましくなったので
今年は飾りを増やそうと思ったら
以前は売っていたところに売っていなくて
調べてみたところ、現在は
多屋さんという方しか作っていないということでした。
このまゆ玉、信州の風習を真似たものらしく
お正月のもち米を粉にして
お煎餅のように様々な型に焼き上げるのですが
昭和14年頃、食料統制令によって
作る材料も作る人も無くなったそうです。
戦後一時復活しますが、現在、このような形に、焼いた後に
色をつけるのは多屋さんだけになってしまいました。
その多屋さん、なんと我が家から車で5分ほどの
住所だったので、地図を見て行ってみると
大きな看板があり、すぐにわかりました。
見た目はお店ではなく、工場だったので
とりあえず、看板の電話番号に
小売りしてもらえるか問い合わせてみたところ
とても気さくな感じのご主人が
「よかったらおいでよ。」と仰るので
「えっと..実は今..前におりまして..」と言うと、
「ああ、塀のとこに止まってる車ね。入っておいで。」
と言ってくださいました。
多屋さんの中に入ると、さすが、豪華な飾りが↓
出してきていただいたダンボールから
いくつか選び、購入させてもらいました。
これで1500円でおつりがありました。(鯛はおまけ)
すべて手作業で、昔からのやり方を引き継いで
つくられています。
工場を覗き見すると、おばさんが
大きな扇形のまゆ玉を制作中で
そこには『平和日本』の文字がありました。
いつの時代にもある ‘願い’ ですが
‘願い’ というと個人的なものばかりの
現代人の私。
幸せなのか、心が小さくなってしまったのか...。
つけ足して少し豪華になりました↑
多屋さんが、「また来年も待ってるよ。」
と言ってくださったので
来年はもっと大きなミズキを用意しなければ。
家中あんこの匂いが漂っております。
先日、玄関に『まゆ玉飾り』をしました。
このまゆ玉飾りは、各地にもあるように
小正月に五穀豊穣や商売繁盛を願って
縁起物をミズキの枝に飾り付ける伝統行事です。
この辺りでは、どこの家にもあるというわけではないですが
飾ると、どんよりした冬の間が華やかになるので
我が家では10年くらい前から飾るようになりました。
豆砂利の保育園にも飾られていて
その豪華な様子がとても羨ましくなったので
今年は飾りを増やそうと思ったら
以前は売っていたところに売っていなくて
調べてみたところ、現在は
多屋さんという方しか作っていないということでした。
このまゆ玉、信州の風習を真似たものらしく
お正月のもち米を粉にして
お煎餅のように様々な型に焼き上げるのですが
昭和14年頃、食料統制令によって
作る材料も作る人も無くなったそうです。
戦後一時復活しますが、現在、このような形に、焼いた後に
色をつけるのは多屋さんだけになってしまいました。
その多屋さん、なんと我が家から車で5分ほどの
住所だったので、地図を見て行ってみると
大きな看板があり、すぐにわかりました。
見た目はお店ではなく、工場だったので
とりあえず、看板の電話番号に
小売りしてもらえるか問い合わせてみたところ
とても気さくな感じのご主人が
「よかったらおいでよ。」と仰るので
「えっと..実は今..前におりまして..」と言うと、
「ああ、塀のとこに止まってる車ね。入っておいで。」
と言ってくださいました。
多屋さんの中に入ると、さすが、豪華な飾りが↓
出してきていただいたダンボールから
いくつか選び、購入させてもらいました。
これで1500円でおつりがありました。(鯛はおまけ)
すべて手作業で、昔からのやり方を引き継いで
つくられています。
工場を覗き見すると、おばさんが
大きな扇形のまゆ玉を制作中で
そこには『平和日本』の文字がありました。
いつの時代にもある ‘願い’ ですが
‘願い’ というと個人的なものばかりの
現代人の私。
幸せなのか、心が小さくなってしまったのか...。
つけ足して少し豪華になりました↑
多屋さんが、「また来年も待ってるよ。」
と言ってくださったので
来年はもっと大きなミズキを用意しなければ。