仏掌芋
テーマ:ブログ
2009/10/16 14:09
ナガイモの一種である「仏掌芋(ぶっしょういも)」
原産地は 中国南西部の高地にある
雲南地方と言われている
ヤマノイモ属は
世界で600種類が存在していると 言われていますが
食用されているものは 約50種類位らしい
仏掌芋は 市場ではなかなか見かけられないけど
ヤマイモの一つです
この芋は市場で流通されないのは
農家が自分達自身の食用として
栽培し続けて来た
自給用の作物らしいです
栽培は 大和芋よりも作りやすく
市販されている「ナガイモ」より
粘りがあることが 特徴らしいです
名前の由来は その最大の特徴である形です
野球のグローブのような
その形は 先端が指のように分かれて 広がっていて
仏さまの掌を 思わせることから
その名がついたと されています
澱粉にビタミンCが 多く
消化を助ける アミラーゼも 多く含んでいる
平安時代には「イモ粥」として貴族の間で食された
食用としてだけでなく 薬用や滋養強壮剤としても
古くから 用いられた 歴史があるらしいです