大和撫子

テーマ:加藤 收

花

昨日、散歩の途中に、道の植え枡の中でバーベナ・タピアンに混じったナデシコを見かけた。可愛らしい花です。手入れをする人があるのでしょう。

ふつう、ナデシコというのはカワラナデシコのことです。私が子供の頃は瀬戸川の河原にも自生していました。奈良時代から秋の七草のひとつとして親しまれてきた花です。しかし、全国的に河川改修などで、自生株はほとんど全く見かけなくなりました。ただ、今でも高山へ上ると、近縁のタカネナデシコを見かけます。

ナデシコは優しげな姿で、一見弱弱しげに見えますが、洪水で荒れた河原にいち早く進出する先駆植物の強靭さがあります。そして、毎年、真夏の暑さにめげずに7月から10月まで長く咲き続けます。

やまとなでしこ:昔から日本女性は「大和撫子」であれといわれました。控えめでも芯のある女性であれということでしょう。しかし、今回のオリンピックでは「やまとなでしこ」達が「やまとおのこ」を圧倒して活躍しました。

今夜はサッカーの「ヤングなでしこ」達が韓国チームと戦います。竹島紛争は忘れて、テレビの前で応援したい。

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