小葉疑宝珠の可愛らしい花
テーマ:加藤 收
2012/08/30 09:15
当社の石組の間のコバギボウシ・小葉疑宝珠の可愛らしい花が咲きだした。当地では、朝晩が涼しくなる8月末から9月中旬まで、一日花を次々と咲かせる。ギボウシの仲間では遅咲きの方で、かつ、珍しい紫色の花です。
ギボウシの仲間は沢地に自生し、乾燥に弱いから、半日陰に植えて夏中は毎日の水やりが必要です。写真の斑入りコバギボウシも北向きの石組の最下部に植え、夏は毎日潅水してます。ギボウシを鉢植えにするなら、水盤や鉢の受け皿のような水の溜まる器に植えると良い。夏の間、器に毎日水を溜めても根ぐされの心配は全くありません。
花を接写するとユリ科ギボウシ属特有の形をしています。先端に伸びた雌しべは夕方に花がしぼんでも、花の外に出ています(下の写真)。雄しべが先に熟して花粉を出し、その後に雌しべが熟して、受粉昆虫が運ぶ他の花の花粉を待つのだろう。花が下向きなのは雨で蜜が薄まったり、花粉が流れないためと思う。
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