梅雨の樹木への過湿対策

テーマ:加藤 滋

梅雨真っ只中ですね。そんな中で晴れると暑い。
昨日も新しいHPの製作を続けました。完成が楽しみになってきました。
さて、梅雨時期に地盤が花崗岩が特殊な堆積でできた瀬戸地方の地盤は、過湿対策が重要になります。
もともと、樹木の根が過湿になることを恐れて、地面より高く植えて、客土で周りをマウンドのように盛り上げる方法が移植に使われています。
ただ、梅雨の時期は長雨で、たまった水が、盛り上げた部分にも毛管現象であがってきます。これが、根に酸素がいかない原因にもなります。
図
毛管現象では、細い管のほうが、水が上まであがります。
なので、盛土する素材を細かい粒子にしてしまうと、水が上がりやすいのです。なるべく砂だけではなく、バーク堆肥やパーラートなど、空間を作る素材を混ぜ込むのがいいです。

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