瀬戸市で庭木を植えるときの土壌改良

テーマ:加藤 滋

昨日も梅雨の晴れ間で暑かったですね。事務所もクーラーが稼動しだしました。
当社の屋根は波型の鉄板なので、暑いです。そこで、屋根に熱を反射する塗料を塗り、寒冷紗も上からかぶせました。
少しは節電効果がありそうです。
さて、瀬戸市で自分で木を植えるときにはどうしたらよいか・・・とよく聞かれます。
瀬戸市の地盤の特徴は粘土分が多いことです。陶器の町として栄えたことからも、わかります。
そうなると、基本的には、水はけの悪い地盤ということになります。
あまり深く地面を掘らずに、山砂を盛るように植え付けします。富士山のような小山ができます。少しでも根の位置を高くして、過湿にならないようにします。
山砂は排水性はよいのですが、肥料分がなく、締まりやすい性質もあります。
そこでよく使うのがバーク堆肥です。バークとは樹皮という意味です。樹皮を堆肥化させたものです。
バーク
バーク堆肥を山砂に20%くらい混ぜると、山砂が固まりにくくなります。空気が根に届きやすくなるということです。
ただ、バーク堆肥の木質が分解して植物の肥料分になるまでには、数年かかります。なので、緩効性化成肥料などを混ぜ混むことが必要になってきます。
また、バーク堆肥は分解すると、また山砂が締まりやすくなります。なので、瀬戸市では、さらにパーライト(無機質の多孔質)を混ぜると分解されずに空間を作ってくれます。
山砂+バーク堆肥(10-20%)+パーライト(10%)+緩効性化成肥料(少量)はどうでしょうか

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